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令和4年6月定例会(陳情第25号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0506327 更新日:2022年7月19日更新

第25号 令和4年6月8日受理  厚生環境委員会 付託

新型コロナウイルス感染症の広報に関する陳情

陳情者

(要旨)新型コロナウイルスの第6波がようやく収まりつつあるように見える。そんな中、
 ・第3回目、第4回目のワクチン接種
 ・5〜11歳の子どもへのワクチン接種
などが行政により強く勧奨されている。その一方でワクチン接種は基本的に健康な人に対して行われる医療行為であり、実際に接種をするかどうかについては各人がメリットデメリットをよく検討して判断するものである。
 しかし、そもそも、新型コロナワクチンの接種により、どの程度の副反応被害および副反応と疑われる事例があったのか等がわからなければ、そして、これまでの新型コロナ感染症による死亡や重症化、またはその後の健康状態への影響と比較検討できなければ、積極的に接種を受けるべきか、否かなど判断できない。接種後の新型コロナ感染症(いわゆるブレークスルー感染)が想定以上にあることも明らかになっている。接種の有無・回数による感染率、重症化や死亡の違いも重要な検討事項である。また新型コロナ感染症の死亡として日々取り上げられている人数は死因に関わらず新型コロナウイルス検査陽性であった者の人数となっている。実際に新型コロナを原因としてなくなった方がどれだけいるのかは接種のメリットデメリットを考える上で非常に重要な情報である。
 新潟県及び新潟市より情報提供・情報公開を受けた内容であるが、令和4年4月20日時点までの新潟県内の新型コロナ感染症検査陽性者の中で20代以下の死者数は0であるのに対し、令和4年4月20日に新潟県が公表した時点においてさえ新型コロナワクチンの副反応疑い報告で死亡と報告された20代は2名となっている。その報告以降にもさらに新潟県内で1名の20代の方がワクチン副反応疑いの死亡として報告されている。
 現在はこれらの情報を県民は簡単に得ることが出来ない。リンクをいくつもクリックして県民が調べなければ分からないような形ではなく、すぐに分かるような形で示していただきたい。
 最近では、厚労省が未接種者のなかに接種歴不明者をふくめて感染率を報告していた事が判明した。行政が発出する統計データに対する不信感を払拭する為には、丁寧な情報公開が必要と考える。
 ついては、貴議会において、新潟県HPや県報等に、以下のことが明示されるよう配慮されたい。
1 新潟県の新型コロナ感染症検査陽性で亡くなった人数、特に年代ごとの人数。
2 新潟県の新型コロナ感染症検査陽性で亡くなった人の基礎疾患の有無、原死因。
3 新潟県の新型コロナ感染症ワクチン接種による副反応疑いとして報告された事例の詳細(年代、性別、接種回数、報告時の接種後日数、症状、死亡や重症度など)。特に、年代ごとの死亡報告数。
4 新型コロナ感染症患者(検査陽性者)のワクチン接種歴毎の年代毎の人数。


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