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令和5年9月定例会(防災・脱炭素社会づくり特別委員長報告)
令和5年9月定例会 防災・脱炭素社会づくり特別委員長報告
委員長 柄沢 正三
防災・脱炭素社会づくり特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、9月19日に会議を開催し、脱炭素社会のエネルギー供給における拠点性向上に向けた取組について調査を行いました。
最初に、産業労働部長からエネルギー供給拠点としての本県の特徴と取組について、環境局長から発電部門における脱炭素化の取組と課題についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 水素の利活用に取り組む民間事業者への支援について
- カーボンニュートラルポート形成に向けた計画策定状況について
- カーボン・オフセットの推進について
- 再生可能エネルギーの導入に関連して
- 豊富な水資源を生かした水力発電の推進について
- 太陽光パネルの廃棄問題について
- 電力供給県による脱炭素化への貢献に対する適正な評価について
- 余剰電力の利活用について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
本県のエネルギー供給県としての脱炭素社会実現に向けては、再生可能エネルギーそれぞれの長所短所等の特性を踏まえたうえで、環境や経済活動に負荷をかけない水力発電の推進等も視野に入れた戦略的な施策を展開すべきとの意見。
なお、本特別委員会は、去る9月4日、5日の両日にわたり、八ッ場ダムにおける流域治水や水力発電の取組等について行政視察を実施したところであります。
以上をもって、報告といたします。
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