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令和6年6月定例会(厚生環境委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0677544 更新日:2024年7月16日更新

令和6年6月定例会 厚生環境委員長報告

委員長  中村 康司

 厚生環境委員会における付託案件等の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。

 まず、福祉保健部関係として

 医療的ケア児のレスパイト入院については、どこに住んでいても安心して療養生活が送れるよう受入先の確保が望まれているので、実態を的確に把握のうえ市町村や関係機関と体制整備に向けた協議を着実に進めるべきとの意見。

 次に、病院局関係として

 県立病院におけるペイシェントハラスメントについては、職員が身体的・精神的負担を受けることにより業務に支障をきたすことが懸念されるので、先般策定した指針に基づき毅然とした組織的対応が執れるよう院内体制の整備に努めるべきとの意見。

 以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。

 次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。

 継続中の陳情令和5年第9号については、継続審査。

 請願第3号については、マイナ保険証を巡るトラブル対応では、全てのデータのチェックが完了しており、国民の不安は解消の見込みであること。また、マイナ保険証を保有していない人には現行健康保険証の代替となる「資格確認書」が交付されるため、不採択。

 残りの請願第2号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。

 また、本委員会として、「新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に向けた取組を求める意見書」を発議することと決しました。

 以上をもって、報告といたします。


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