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令和6年12月定例会(要望意見処理状況)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0708054 更新日:2024年12月3日更新

令和6年9月定例会常任委員会の要望意見に対する処理状況

本定例会以前の常任委員会の要望意見に対する処理状況を掲載しています。

総務文教委員会

 
関係部局 要望意見 処理状況
知事政策局 1 次期新潟県総合計画の策定に当たっては、現計画で目標達成が不十分な分野に重点的に取り組む必要があるので、民間や市町村とのさらなる連携強化を図るとともに的確な課題分析に努めるべきとの意見。 1 次期総合計画においては、現行計画での目標達成が不十分であった分野はもちろんのこと、目標を達成した分野も含め、最終評価や近年の社会経済状況の変化等を踏まえながら、改めて各政策の現状・課題を丁寧に分析した上で、次の8年間に向け政策の展開・取組について必要な見直しを行っているところです。
 また、新たに、中長期的な視点から分野横断的な対応が必要な「子育てに優しい社会の実現」など6つの重要課題への対応をお示ししたところです。
 計画の推進に当たっては、PPP/PFIなど民間企業のノウハウを活用した公民連携を積極的に進めることや、市町村と対話を重ねながら様々な課題解決に向けて共に取り組むことなどを計画に明記しているところであり、県政に関わる多様な主体と課題や今後8年間の目標を共有し、一層の連携強化を図りながら各分野の政策を展開してまいります。
教育委員会 1 次期県立高校の将来構想については、特色や魅力のある選ばれる高校づくりが求められるので、志願者数を伸ばしている私立高校や広域通信制高校の取組なども参考にしたうえで生徒が主体的に学習できる教育環境の充実に一層努めるべきとの意見。 1 次期「県立高校の将来構想」では、「多様化する教育ニーズに対応した選ばれる学校づくりの推進」を基本方針の一つと位置付け、探究的な学びに重点をおいた新しい普通科系学科・コースや、最先端で実践的な専門教育を実施する専門学科、生徒一人一人の状況に合わせて学べる学校など、魅力と特色ある学校の設置を進めてまいります。
 加えて、県外の生徒も学びたくなるような、世界水準の国際教育プログラムなどの特色ある教育プログラムの導入について、検討を進めているところです。
 また、これらの選ばれる学校づくりの取組にあたっては、私立高校や広域通信制高校、他都道府県の取組や施設設備などを参考にしながら、教育環境の充実に努めてまいります。

厚生環境委員会

 
関係部局 要望意見 処理状況
防災局 1 国の責任で行われる原子力災害に備えた避難路整備については、周辺住民の不安解消につながるだけでなく再稼働の議論において重要な判断材料になるので、安全性の確保に責任を果たす姿勢はもとより実施規模やスケジュールなどの具体的な検討状況が目に見える形で進めるよう国に要請すべきとの意見。 1 原子力災害時の住民避難を円滑にするための避難路の整備等については、先月28日、整備等の促進に向け、国と協議を行いました。
 この中で、複合災害時の避難の実効性をさらに向上させるため、柏崎刈羽原子力発電所を中心として6方向へ放射状にUPZ外まで避難する経路等について、土砂災害警戒区域等の法面対策などを優先的に整備していくことが確認されたところです。
 県といたしましても、事業規模やスケジュールなどについては、目に見えるような形で進めていくべきと考えており、国に要請してまいります。
福祉保健部
病院局
1 医療再編に当たっては、県立病院と厚生連病院が深刻な経営危機に陥り各医療圏における取組を加速させる必要があるので、今般設置した厚生連との協議の場において持続可能な医療提供体制の構築に向けた本質的な議論を深めるべきとの意見。 1 県病院局と厚生連の協議の場は、多くの病院を複数の圏域で設置・運営している両者が、お互いの経営改革の方向性とスピード感を共有しながら、組織の枠を越えた相互連携等について議論を深めることを目的として設置したものであり、診療機能の集約化や具体的な連携策について、実務担当者を中心に協議、検討等を進めているところです。
 引き続き、協議の場を効果的に活用しながら、両者の経営改善にも資する医療再編の方向性を検討し、持続可能な医療提供体制の構築に向け各圏域における調整会議の議論につなげてまいります。

産業経済委員会

 
関係部局 要望意見 処理状況
観光文化
スポーツ部
1 佐渡への誘客拡大に当たっては、世界遺産に登録された佐渡島(さど)の金山への来訪者をリピーターにつなげていくことが重要なので、関係機関と連携のうえ二次交通の拡充や魅力ある食の情報発信などさらなる満足度向上に取り組むべきとの意見。 1 県では昨年から佐渡市と、登録後の佐渡観光の課題と対策を定期的に協議し、受入環境の改善に向けた取組を進めてまいりました。
 今後も、観光客の更なる満足度向上に向けて、関係機関と連携の上、佐渡市の取組が着実に進み、リピーターの確保などにつながるよう、引き続き必要な支援を行うとともに、世界遺産登録の効果が全県に波及するよう取り組んでまいります。
農林水産部 1 園芸生産の拡大については、収益性を確保したうえで安定的に販売できることが重要なので、市場ニーズを的確に踏まえた品目選定や販路拡大などの支援に戦略的に取り組むべきとの意見。 1 園芸生産の拡大に当たっては、市場ニーズを的確に踏まえた品目選定や販路拡大が重要であることから、県では、令和元年に策定した「新潟県園芸振興基本戦略」に基づき、実需や流通関係者と連携したマーケットインの視点を重視した品目の選定や、それぞれの品目の特性に応じた販路開拓等が行えるよう、卸・小売等とのマッチングの機会の提供等、各産地の取組を支援しているところです。
 現在、検討している次期戦略においても、消費動向の変化に対応した所得向上に繋がる取組の強化について盛り込み、引き続き、園芸生産の拡大に取り組んでまいります。

建設公安委員会

 
関係部局 要望意見 処理状況
​土木部 1 災害時における迅速な道路啓開については、地域の実情を踏まえた実効性の高い計画が求められるので、国や関係機関と防災拠点等を考慮したルート選定はもとより対応に当たる建設業の人材・資機材不足への応援体制などを検討すべきとの意見。 1 道路啓開計画の策定につきましては、地域の実情を踏まえた実効性のある計画とするため、建設業の人材、資機材不足への応援体制等の検討が必要であると認識しております。
 こうした点を踏まえ、国や建設業協会等からなる計画策定協議会で協議を開始しており、まずは、重機や大型土のう袋など道路啓開用の資機材をどのくらい確保できるか等の確認を行っているところです。
 引き続き、計画策定に当たっては、建設業の人材、資機材不足への応援体制等も含め、建設業協会など関係者の意見を十分に踏まえながら、検討を進めてまいります。
公安委員会 1 誤認逮捕については、人権侵害になりかねない事案であり警察活動に対する県民の信頼を損なうおそれがあるので、先入観を排除した適正捜査の徹底により組織を挙げて再発防止に努めるべきとの意見。 1 誤認逮捕事案の再発防止につきましては、9月12日、刑事部長名による誤認逮捕防止についての指示文書を県内関係所属に発出し、「先入観を排除した基礎的捜査の推進」「防犯カメラ映像による捜査結果の慎重な検討」「幹部による具体的な捜査指揮の徹底」を指示したところです。
 今後も、警察学校における教養や警察署に対する巡回指導を実施するなど指導・教養を徹底し、再発防止に努めてまいります。

 


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