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漁港整備事業の紹介

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0245673 更新日:2023年6月16日更新

1 施設の機能保全(水産物供給基盤機能保全事業)

 漁港施設も道路などの公共施設と同様に、高度成長期に建設された施設が多く、整備からの経年による老朽化が目立ちはじめています。
 老朽化がさらに進行して施設の機能が失われないように計画的にひび割れた箇所を修繕するなど、施設を長持ちさせるような工事を行っています。

【水産物供給基盤機能保全事業 令和6年度事業計画​】
圏域名(事業を実施する漁港)
新潟北部圏域(寝屋漁港、粟島漁港、釜谷漁港) [PDFファイル/100KB]
新潟中央部圏域(松塚漁港、松浜漁港、出雲崎漁港) [PDFファイル/150KB]
新潟南西部圏域(名立漁港、能生漁港、浦本漁港、親不知漁港、市振漁港) [PDFファイル/116KB]
佐渡圏域(白瀬漁港、水津漁港、姫津漁港、椎泊漁港、江積漁港、沢根漁港、北狄漁港、片辺漁港) [PDFファイル/111KB]

​※圏域の詳細についてはこちらのページをご覧ください → 圏域総合水産基盤整備事業計画

 

【施工例】

   a    矢印        b

名立漁港(施工前)

船揚場が老朽化し、表面のコンクリートにひび割れや凹凸が発生。

名立漁港(施工後 令和3年7月)

コンクリートを更新し、ひび割れや凹凸を解消。

 
   両津1    矢印        両津2

両津漁港(施工前)

岸壁が老朽化により沈下し、段差やひび割れが発生。

両津漁港(施工後 令和元年6月)

エプロン(コンクリート舗装)を更新し、段差やひび割れを解消。

2 耐震化・耐津波化(漁港施設機能強化事業)

 大きな地震で施設が壊れ、それが原因で漁業活動が長く停滞することがないよう、主要な岸壁や物揚場の耐震化・耐津波化を行っています。

【漁港施設機能強化事業 令和6年度事業計画​】
県内の事業を実施する漁港
両津漁港 [PDFファイル/222KB]

【施工例】

   鷲崎1 矢印          鷲崎2 

鷲崎漁港(施工前)

堤防が低いため荒天時に、越波が発生。

鷲崎漁港(施工後 令和2年2月)

堤防の嵩上げにより、越波を軽減し、施設用地の安全性を向上。

 
   q 矢印           q2

両津漁港(施工前)

耐震・耐津波性能が確保されていない。

両津漁港(施工後 令和3年11月)

腹付け(本体増設)工により、耐震等性能を向上させたことで、地震などが発生しても漁業活動の早期再開が図れる。

3 安全性、利便性の向上(漁港機能増進事業)

漁港を建設した当時には想定していなかった新たなニーズに対応し、安全で使いやすく、漁業の作業効率の向上につながる改良を実施しています。

【施工例】

 
  a1 矢印   a2

稲鯨漁港(施工前)

漁港港内では、荒天時に波が立ち、係留された漁船の安全性や操業に影響。

稲鯨漁港(施工後 令和4年1月)

港内に堤防(波徐堤)を設置し、静穏度の向上を図ったことで安全性が向上。

 
鷲崎3 矢印   

鷲崎4

鷲崎漁港(施工前)

落石の危険性がある臨港道路脇の法面。

鷲崎漁港(施工後 令和元年7月)

法面にモルタルを吹き付けることにより、安全な通行を確保。

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