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皆さん、こんにちは。東京オリンピック・パラリンピックが始まりましたね。コロナがなければどんなに盛り上がったかと思うと悔しいですが、やるからには感染防止対策を万全にし、選手たちには思う存分力を発揮してほしいと思います。
さて、県ではオリパラ開催に向け、どんな仕事をしているのでしょうか???気になりましたので、早速、県民生活・環境部スポーツ課東京オリパラ担当の方(W&Wさん)にお話を聞きにいってきました。
担当している業務は、聖火リレーの実施と事前キャンプの受け入れとのこと。
まずは、聖火リレー🏃
2018年、ルート選定作業を開始しました。市町村に要望を取ったところ、もちろん全ての市町村から手が上がった訳ですが、2日間で全市町村をまわることはできません(>o<)。県としては今回のオリンピックのコンセプト「復興」を踏まえつつ、新潟県の魅力を発信するための案を提案し、市町村と調整を行います。(・・・中略・・・)ルート案、決定しました!組織委員会へ申請し、承認が下りるといよいよ準備開始です。
道路管理者や警察との調整、警備をお願いする民間事業者の選定・調整、市町村との連絡・調整などなど。特に、ボランティアを3000人募集したのに、半分位しか集まらなかった時には焦ったそう。最終的には庁内関係課や地域振興局、市町村、各種団体の協力も得て、無事実施できたとのことでした!よかった!!
ところで、聖火リレーというと聖火を持って走っている人🏃しか思い浮かびませんが、実際はこのようになっているそうです↓。
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パトカーを先頭にスポンサーの車や関係者用バスなど、総勢30台ほどが隊列になっています。沿道には観客と、安全に実施するための警備やボランティアの方がいます。これらの人たちをコントロールするわけですから、どれだけ準備が大変だったか・・・。
新潟県の聖火リレーは6月4日、糸魚川市から出発しました🎬。担当のWさんはその中継映像を佐渡(当日のリレー会場)に向かうフェリーの中で見たそうですが、「ランナーや観客が笑顔で楽しそうにしている姿を見て、すごくうれしかったです。」とお話してくださいました。「佐渡では、リレーが終わった後ランナーの方達から声を掛けていただき、一緒に記念写真を撮りました📷」とニコニコ😊。
大変な苦労があったけれど、こうした出来事が明日の仕事へのモチベーションになっているんだろうなあと思いながら聞いていました。
この他にも、事前キャンプの誘致を支援するため市町村に補助金を交付したり、実際の受入時、受入中の感染確認なども行っています。「本当であれば、選手と地元の方と楽しく交流してもらえるはずなのに、毎日のpcr検査に変わってしまいました(>o<)。」ともう一人のWさんは残念そうでした。
Wさんは聖火リレーの際は隊列の車両に乗車していたそうで、ビッグイベントを想像もしていなかった場所から関わったことについて、感慨深そうにお話してくださいました。
お二人とも、まさか自分が東京オリパラの仕事をするとは思っていなかったとのこと。すごく忙しいはずなのに、前向きに仕事に取り組んでいて、取材の際も丁寧にお話していただき、同じ職員ながらすごいな~、がんばってるな~と刺激を受けて帰ってきました。
8月にはパラリンピックの聖火フェスティバルもあるそうで、お二人のアツく忙しい夏はまだまだ続きます!
↑8月8日まで県庁1階「県民ホール」で掲揚中
現在、県ホームページ特設ページでは選手への応援メッセージを募集中です! https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kenminsports/tokyo2020niigataoriparaoendan.html
↑2019年夏に行われたリレールートのロケハン(萬代橋)
猛暑の中、1日10キロ程を歩きながらルートを関係者とチェックしました。
↑聖火リレー本番時の様子(萬代橋)
↑6月5日朝、長岡地域振興局に集結した隊列車両(Wさんの乗車車両)
↑2021年2月に実施した聖火展示イベント(中央ランタン内に聖火が灯っています)。スポーツ課聖火リレー担当3名。