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皆さん、こんにちは。Creepy NutsのDJ松永さんが県のアンバサダーに就任してテンションの上がっている採用担当のTです。採用RAPでも一曲作ろうかと係内で話しています(ラッパー急募)。
さて突然ですが、今回のブログから、note&Instagramと連動した発信を開始します!
トレンドツールを活用して、色々な角度から県職員の魅力を切り取ってご紹介したいと思いますので、ぜひ自分に合ったチャンネルでご覧ください。(正直、中の人は最近のSNS事情にあまり詳しくないため、少しずつ自分にできる発信をしていこうと思います。どうか温かい目で見てあげてください。)
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※ブログ内容は県HP記事と同じですが、今回のブログはnote向けに結構長めに書いてみたので、noteの方が読みやすいです💡
前置きが長くなりましたが、今回は、先月県庁内でスタートした職員向け研修「庁内マイスター講座」をご紹介します。
庁内マイスター、、、何が始まったんだ??という感じですよね。簡単に言うと、その人ならではの“スペシャルなもの”を有する名物職員(庁内マイスター)が、自身の持つノウハウを若手職員に共有する庁内講座です。
県職員には、その人固有の特別な知識・スキル・経験を持つ「マイスター」がたくさんいます。そのノウハウを組織の中で共有することで、組織力ややりがいの向上につなげていこうとスタートした取組。もちろん、その先には県民の皆様へのサービス向上という目的地があります。
当日、会場にお邪魔すると、定員いっぱいの参加状況!感染防止のために広い部屋で間隔をとった配置ではありますが、いつもの研修とはなんだか空気が違う…なんとなく大学の講義っぽい雰囲気でした。
講座の冒頭、主催所属の担当係長の挨拶は、こんな言葉から始まりました。
「この講座は、ある若手職員から届いた一通のメールから始まりました。昨年、全く別の所属の若手職員から私のもとに届いたメールを開くと、そこには『人材育成・活用策のご提案』という提案書がついていました。
提案内容を係の若手職員に伝えると、ぜひやってみたい!と実現に向けて動き出してくれました。そして、今日この日を迎えています。
この講座は、若手職員が提案して、若手職員がかたちにした、若手職員のための講座です。」
そう、この講座は、“種をまいた若手職員”と“芽が出るまで土を整え水をやり続けた若手職員”が、力を合わせて生み出した講座なのです。
そんな講座の第1回テーマは「あなたのまちの懐事情 ~比べて読み解く県内市町村の財政状況~」。
県内市町村の“ふところ事情”を、その特徴や背景、平成30年間の出来事とあわせて講義するという骨太の内容。講師を務めるのは、市町村行財政に関する豊富な知識・経験を持つ庁内マイスター。
講座の内容はオフレコ内容も満載のため、ここでは詳しく書けませんが(どうしても聞きたい方は県職員になりましょう!笑)、時間をオーバーしてしまうほど聞き応えのある内容に、私自身も改めて、県職員として市町村財政をしっかり勉強せねばと気の引き締まる思いでした。
講座終了後、講師の話を熱心に聞いていた新採用職員さんからコメントをいただいたので少しご紹介します。
Q.講座を受けてみてどうでしたか?
A.人口減少が新潟県の財政を圧迫しているのを肌で感じることができましたし、普段の業務ではあまり触れることができない市町村行政の分野で自分の新しい学びにつながったので、参加して本当によかったです。
Q.県職員になってもう少しで1年になりますが、率直にどうですか?
A.私生活でいうと早起きが未だに慣れなくて、朝大変だなぁと思いながら過ごしています(笑)仕事面で言うと、日々の業務ではもちろん、庁内マイスター講座などの研修もたくさん用意されているので、新しいことを学べて楽しく仕事をできています!
Q.未来の後輩に向けてメッセージを。
A.オン・オフの切り替えがしっかりできているので、仕事もプライベートの時間もすごく充実させることができています。すごく優しい先輩職員が多いので職場の雰囲気がとてもよくて仕事がしやすい環境だなと強く感じています。県職員になって良かったなと思うことばかりなので、皆さんとぜひ一緒に働けたらいいなと思っております。ぜひお待ちしております!(^^)
無茶ぶりにも関わらず、しっかりと答えてくれた新採用さん、ありがとうございました!インスタグラムでは、この笑顔の素敵な新採用さんから未来の後輩の皆さんに向けたメッセージ動画をご覧いただけます✨
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そして、この講座を見事実現した担当さんからも一言いただきました。
「この講座は、庁内若手職員の提案からスタートしました。
新潟県庁には、多様な業務経験、経歴を持ち、「この人の経験談、もっと聞いてみたいな~」「この業務に詳しい○○さんに教えてもらいたいな~」と思うような魅力的な職員がたくさん働いています。(一方で、多くの業務、所属があり、すべての職員と日常的に関わるわけではないので、個人で声をかけるにはためらってしまう、というのが現状です。)
この講座を通じて、職員の持つ様々な知識・スキルを、もっと気軽に、多くの職員に共有できるようにしたいと思っています。
また、講師となるのはベテラン職員だけではありません。入庁数年の若手職員や、入庁したばかりの新採用職員でも、その人にしかない経験や、ベテラン職員にはないスキルがあると思います。年齢や役職に関わらず、職員が持っているものをフラットに共有して、お互いにサポートし合える関係づくりを促せたらと思っています。
講座は第1回が終了したばかりですが、これからも職員の皆さんに意見をもらいながらよりよいものにしていければと思います。これから入庁される(入庁を考えている)皆さんにも、ぜひ一緒につくりあげていただけたら嬉しいです。」
とても前向きなコメント、ありがとうございます!0を1にする仕事って本当に大変だったと思いますが、いつも明るい笑顔で前向きに取り組む姿は、私が学生の皆さんにお見せしたい県職員の姿そのものでした。
さて、note&インスタ連動ブログの第1回ということで、かなり長くなってしまいましたが、最後は、この講座を提案した人、いわば種をまいた人のコメントで締めたいと思います。
「提案書を作って担当係長さんに送ったとき、私は正直、県庁に対して少しがっかりしていました。「せっかく魅力的な職員がたくさんいるのに組織の中で共有されてなくてもったいないなぁ」と。
「職員の育成や活用の方法を少し変えれば、県庁はもっと良い組織になれるはず!良い組織にしたいです!」担当部署ではないけれど、こんな風に考えている職員がいるということだけでも、信頼できる担当係長さんに知ってもらいたいとメールの送信ボタンを押しました。するとすぐに、「熱い思いは受け止めた。無駄にはしないから」と返信がありました。
しばらくすると、志の同じ若手職員を交えて、実現に向けた打合せやメールのやりとりが始まりました。そして、本当に実現しました。
担当業務がある中、他部署の職員から提案されたことに自分事として取り組むことは正直大変だと思います。でも、そういう人はちゃんといる。
そういうことが実感できて、私は今、「県庁も捨てたもんじゃないな」と思っています。今回そう思わせてくれた関係者の皆さんに感謝していますし、このブログを読んでいる未来の県職員の皆さんにも、「県職員、なかなか良いよ」と率直に伝えたいです。」