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【下越】統計情報(下越動物保護管理センター)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0285274 更新日:2024年4月24日更新

【下越】下越動物保護管理センター統計情報

令和5年度 犬猫の保護収容等の状況

 当センターは、新発田保健所管内(新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町)、村上保健所管内(村上市、関川村、粟島浦村)及び新津保健所管内の一部(阿賀町)を担当しています。
 過去の実績は次の表のとおりです。
 犬については、やむない理由で飼えなくなった犬を飼い主さんから引取る「引取」の頭数が大きく減少するとともに、放れている犬を保護する「抑留」の頭数も減少しています。一方で、飼い主さんへの抑留犬の「返還」と、引取った犬を新しい飼い主さんに譲り渡す「譲渡」を着実に進めてきた結果、「処分等」(やむを得ない処分又は飼育中の死亡)に至る頭数は大幅に減少し、昨年度は0頭でした。

 猫については、所有者不明等で収容される「不明等収容」の頭数は年々減少傾向にある一方で、やむを得ない理由で飼えなくなった猫の飼い主さんから引取る「引取」の頭数が前年度に比べ1.8倍となりました。これは「多頭飼育崩壊等」により飼育困難となった飼い主からの引き取りが増加したことが理由です。この多頭飼育問題の背景には飼い主の生活困窮や高齢化による判断力低下、社会的孤立など社会福祉的な支援を必要とする人が多いことが分かっており、問題解決のためには福祉関係機関との連携が重要です。当センターでは「猫の多頭飼育問題の早期発見・早期解決」のために福祉関係機関等に向け、猫の多頭飼育問題の情報提供や積極的な呼びかけを行っています。その結果、適正飼育ができなくなった飼い主に対する苦情や相談等の件数が増加し、飼い主への適正飼育指導や飼育困難となった猫を引取る機会が増えています。​
猫についても、犬同様「譲渡」を進めてきた結果、10年前に比べると「処分等」頭数は激減し、昨年度は32頭(致死処分は18頭)でした。

 これらの理由としては、「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正や飼育される方のモラルの向上等様々な理由が考えらますが、今後も飼育方法や繁殖制限(不妊去勢手術)の重要性、終生飼育の必要性、しつけの大切さ等について、より一層の普及啓発を図ります。また、保護収容した犬猫については、速やかな情報開示と健康管理に努め、探している飼い主さんへの早期返還や新しい飼い主さんと巡り会える機会を多く作り、人と動物が共生するこころ豊かな社会作りを目指していきます。


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