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採用後の主な流れ
採用から一人前の警察官になるまで
警察学校への入校
警察官として採用が決定すると、警察学校へ入校となります。
新潟県警の警察学校は新潟市に所在し、全寮制となっています。
寮生活を通じて同期生との連帯意識を高めながら、法律や警察実務、逮捕術など警察官の基礎知識や技能を習得し、体育活動等を通じて、強い精神力と体力を身につけます。
入校期間は、
- 警察官Aは、短期課程6ヶ月
- 警察官Bは、長期課程10ヶ月
で、月曜から金曜まで授業が行われます。
教養システム
新潟県警察では、採用された方が一人前の警察官となれるよう、次のとおり教養システムを組んでいます。
採用後は、過程別で警察官A採用者は6か月、警察官B採用者は10か月警察学校に入校します。(初認教養)
警察学校が終了すると、いよいよ警察署に配属となりますが、配置時は指導員と共に現場対応を行い、警察官として必要なスキルを身に付けていきます。(職場実習)
その後、もう一度警察学校に入校し、現場で学んだ経験をもとに、より専門的な知識や技能を身に付けます。(初任補修課教養)
初任補修課教養を終了し、配属された警察署に戻り、独立して勤務することで一人前の警察官として活躍していきます。(実戦実習)
警察署への配属
警察学校を卒業すると、各警察署の地域係に配属され、交番・駐在所等で勤務します。
昼夜を問わず警戒体制を保持しつつ、市民の皆さんと接して活動しながら、刑事警察や交通警察等のすべての警察事象に即応した活動を行います。 警察活動の基本的役割を担い、警察官としての実力を磨いていきます。
専門分野への道
交番での勤務を数年経験した後、本人の希望と適性等を勘案して刑事係、鑑識係、白バイ隊員などの専門分野への道が開かれます。
また、「街のおまわりさん」として交番や駐在所での勤務を続けたいと希望し、地域に根ざした勤務を続けている警察官もたくさんいます。