技術職員先輩メッセージ１

情報（ＩＣＴ​）【​情報処理技術者】

現在の仕事について教えて下さい。​

　警察では犯罪の予防、事件や事故の捜査、交通の取締、その他公共の安全と秩序の維持に資するＩＴシステムを幅広く整備し、業務の合理化・効率化を行っています。情報（ＩＣＴ）【情報処理技術者】は現場警察官が利用しやすいシステムの企画・設計・開発やパソコン、ＩＴシステムのサーバー機器等の調達及びメンテナンスを行っています。

　また、情報セキュリティ教養や指導を行い、職員一人一人のＩＣＴリテラシーの向上を推進するなど、情報セキュリティインシデントを防止する活動も行っています。

　近年では高速化・複雑化・広域化する犯罪に対処するには、最新のテクノロジーの導入が必須となっており、少子高齢化等の我が国の今後の情勢を踏まえて、ＡＩ（人工知能）、ＲＰＡ（ソフトウェアを使った定型事務の自動化）などの先端技術を取り入れ、システムの一層の質的向上を図っています。​

情報（ＩＣＴ​）を志望した理由を教えて下さい。

　私は大学卒業後に民間企業でシステムエンジニアとして働いていました。30代を前に新潟県へのＵターンを考えていたところ、警察で情報処理技術者の採用募集があることを知りました。自身の技術や経験を生かしつつ、社会貢献できる仕事に就きたいと思い志望しました。

職場の雰囲気を教えて下さい。

　現在、新潟県警において情報（ＩＣＴ​）【情報処理技術者】は３名在籍しています。職場内では事務職員からプログラム開発等を携わるようになった方と一緒に仕事をすることが多く、上記で紹介した様々な業務において専門技術の分野を担当しています。また、システムを開発する際は技術・事務に関わらず、チームメンバーで協力し合いながら、同じ目標に向かって一丸となって取り組んでいます。​

これからの目標を教えて下さい。​

　ＩＴ​の世界は日進月歩です。自分自身も常にアップデートしていかなければ、すぐに時代に取り残されてしまいます。急速に進む社会のデジタル化に対応するため、常に「新しい技術に興味を持ち」、警察業務に活用ができないかを考え、よりよい情報システムを提供していきたいです。

現在就職活動を頑張っている方にメッセージをお願いします。

　情報（ＩＣＴ​）の仕事は、警察における情報分野を担う専門の職種であり、治安維持に大きく貢献できる、やりがいのある仕事です。興味のある方は是非チャレンジしてみてください。​