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株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
スマートフォン、クレジットカード、QRコードなど、現代の私たちの生活に浸透しつつあるキャッシュレス決済。新型コロナウイルスの影響下において、あらゆる場面での非接触が求められている今、そのニーズはさらに加速しています。株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスはクラウド型電子マネー決済システムを日本で初めて開発し、キャッシュレス決済ソリューションを提供する企業として、業界のトップシェアを誇っています。
東京・日本橋に本社を構える同社が新潟県新潟市に新潟オフィスを開設したのは2017年のことでした。今回のインタビューでは代表取締役の大高 敦さん、新潟オフィスを開設時から率いて【IoTプラットフォーム部】の部長を務める磨田 勝美さんにお話しを伺いました。開設から3年。大高社長が「大成功だった」と明言し、東京本社で働く社員たちから「出張に行きたい」と大人気の新潟オフィスが、どのような役割を果たし、どのような人たちが働いているのかを、おふたりに聞きました。もしかしたらここに、地方拠点を置くことの新たなるメリットがあるかも知れません。
目次
- 新潟オフィスの機能と役割
- 新潟市にオフィスを設けたきっかけ
- Uターン就職した社員が活躍
- 新潟という場所への貢献
新潟オフィスの機能と役割
高度な技術を持ったスペシャリストが集い
自社の未来を担う開発業務を担当
2008年の創業以来、電子マネー決済を事業基盤として、飛躍的な成長を遂げている株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(以下TMN)。今日では当たり前となったキャッシュレスでの買い物に欠かすことのできない決済インフラを提供することで私たちの暮らしをより便利にし、今後加速していくキャッシュレス社会に貢献しています。そのなかで、TMNの新潟オフィスは【IoTプラットフォーム部】として機能しています。
「決済端末のアプリケーションやミドルウェアの企画・開発業務を中心に行っています。また、決済端末とIoTのデバイスを組み合わせることによってあらゆるデータを取得し、それをお客様にどのような形で提供・貢献できるかを研究しています」(磨田さん)
「【IoTプラットフォーム部】には、弊社の中でも優秀でバラエティに富んだ人材が集結しています。私としては新潟で開発した技術が世の中に広まっていくことが理想だと思っていますし、弊社のなかで実験室的な要素を持った部署です。先般、東京本社の喫煙ルームを実験の場にして人感センサーとカメラを使って1カ月で誰が何分タバコを吸っているかを割り出す実験をしました(笑)。新潟の開発技術を使えば、これをクラウド上で見られるプラットフォームを構築することができるのです。ちょっとしたアイデアを広げていき、スピード感と創造力を持った技術開発をできるのが新潟オフィスなのです」(大高さん)
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス<外部リンク>
住所
本社
東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル18階
新潟オフィス(IoTプラットフォーム部)
新潟市中央区万代1-3-7 NDK万代ビル
Url
https://www.tm-nets.com/<外部リンク>