ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > まちづくり・地域づくり > 建設・まちづくり > 新潟地域振興局新津地域整備部 > 【新津】県立植物園東屋(あずまや)製作 by 新津工業高校

本文

【新津】県立植物園東屋(あずまや)製作 by 新津工業高校

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0302306 更新日:2023年12月18日更新

開園25周年を迎える県立植物園の利便性向上を図るとともに、地域の若者に実践的なものづくりを通じた人材育成及び社会貢献の場を提供するため、県立新津工業高等学校(日本建築科)及び山崎建築(生徒への技術指導等)と協働で東屋を製作しました。

生徒たちの作業風景など東屋の製作過程を紹介します。

(県立新津工業高等学校についてはこちらから→)www.niitsuk-h.nein.ed.jp/index.html<外部リンク>

令和5年12月18日号

あずまやにベンチが取り付けられました

 12月14日(木曜日)に固定式のベンチが取り付けられました。これにより、あずまや製作の最後の作業が完了しました!

 中央の芯柱に設置したベンチは、あずまや本体と同じく金物を使用しない木組構造となっており、座ると眼前には野鳥がたわむれる池と県立植物園のシンボルである観賞温室を見渡せるロケーションとなっています。

 また、現地には生徒たちの製作風景を載せたパネルを設置しましたので(予告なしに撤去する場合があります)、訪れた際にぜひご覧ください。

1 2

3 4

            ベンチの設置作業と完成した様子

5 8

            生徒たちによる製作風景のパネル

 

令和5年12月6日号

あずまや完成式を開催しました!

 待ちに待った完成を迎え、令和5年12月2日(土曜日)に完成式を開催しました。残念ながら当日は雨模様のため予定されていた屋外での式典は花と緑の情報センター内の研修室に移されました。

 完成式に先立ち、あずまやの製作過程をまとめた動画が上映され、生徒たちの奮闘と成長ぶりに、駆けつけた生徒の御家族は温かい視線を送っていました。完成式では、このプロジェクトにおいて優れた成果を上げた県立新津工業高等学校日本建築科に新潟県から感謝状を贈呈しました。

1 2

3 4

                   完成式の様子

 生徒たちは3年間で培った技術と努力により、訪れる人々に心地良い休息の場を創り上げてくれました。この素晴らしいあずまやを製作してくれたことに心から感謝いたします。また、この地域連携によるプロジェクトに関わった関係者の方々の御協力に深く感謝いたします。このあずまやは県立植物園の魅力を一層引き立て、訪れる人々に愛される施設となっていくことでしょう。

 卒業を迎え羽ばたく生徒たちと県立植物園がこれからも一緒に成長していくのが楽しみです。

5 6

7 8

        完成したあずまや(ベンチは令和5年12月中に製作予定)

 

令和5年11月29日号

12月2日(土曜日)に現地にてあずまや完成式を行います!

 11月17日から現地での建築工事が始まりました。実習室で材料加工した柱や梁などを現地に搬入し組み立てが行われました。部材同士の接合部などの高い技術を要する作業は山崎建築のベテランの職人が行いました。生徒たちはベテランの職人の指示に従い作業を行うことで、技術だけでなくリーダーシップについても学んでいるようでした。

 建方が終わると同時に、専門の板金会社による屋根工事が行われました。

1 2

3 4

5 6

10 11

                 現地での製作作業の様子

 春に材料製作に着手してから、多くの関係者のご協力を経て、ついにあずまやがその姿を現しました。現地作業をしていると足を止めて見守ってくださった来園者の皆様からは「完成して利用するのが楽しみ」との声を多くいただきました。

 12月2日(土曜日)に完成式を行います。当日の天候が良ければ現地にて開催する予定です(雨天時は、花と緑の情報館2F研修室A)。当日は県立植物園観賞温室の無料入館日となっていますので、観賞温室の見学と合わせて完成式を除いてみませんか?

  7

【完成式】

1 日 時  令和5年12月2日(土曜日)

        午前11時00分~ 30分程度

2 会 場  県立植物園(新潟市秋葉区金津186)園地内

        雨天時:県立植物園内 花と緑の情報センター2階 研修室A

3 出席者  新津工業高等学校長

         製作に携わった生徒及び教員

         山崎建築代表

         新潟地域振興局新津地域整備部長 など 計50人程度

4 主な内容 テープカット、銘板取り付け、感謝状贈呈、生徒代表あいさつ など

 

令和5年10月24日号

コンクリート基礎が完成しました

 10月18日(水曜日)にあずまやの基礎工事が完了しました。丈夫な鉄筋コンクリートに御影石の踏石(柱が載る箇所)を配置しています。基礎の周りには砂利を敷き詰めて屋根から滴る雨水を側溝に導きます。

 基礎が出来たことで現地での完成形をイメージしやすくなりました。観賞温室や池を眺められるロケーションはすばらしく、期待がふくらみます。今後、完成した踏石の高さを確認し、実習室で部材の微調整をするそうです。その後は、ついに本体の建築工事です。

※竣工までの間は安全のため柵で囲ってありますので中に入らないようお願いします。

1 2

3 4

5 6

                 基礎工事の様子

令和5年9月11日号

コンクリート基礎は(株)大野建設が造ります

3 4 

 東屋の土台となるコンクリート基礎は(株)大野建設が造ることになりました。基礎工事にあたり、8月31日(木曜日)に、(株)大野建設、学校、県立植物園、当部で打合せを行い、スケジュール調整や、東屋と基礎を接続する工法の段取りなどを話し合いました。基礎を仕上げた後、基礎面の高さを計測し、それに合わせて生徒たちが柱材などの調整を行います。

11 12

 基礎工事の現場では、工事看板の設置や囲い用のロープを張るなど工事の準備を進めており、9月中旬から本格的な工事に着手する予定です。工事の際は芝生エリアの一部が使用できなくなるなど、公園を利用される方にはご不便をおかけします。施工時は安全第一を心掛けて作業します。

学校での材料製作も進んでいます

30 20

 学校での生徒たちによる材料製作も着々と進んでいます。8月31日(木曜日)は、上図の赤い部材を仮り組みし、手分けして細部の加工を行っていました。見学で実習室を訪れるたびに生徒たちは元気な挨拶を返してくれます。作業中も互いに声を掛け合っており、真剣な中にも雰囲気の良さを感じました。

9 14 

15 21

 まだまだ残暑が続きますので、水分補給をしっかりするなど体調管理に気をつけて作業をお願いします。

 

 

令和5年7月6日

暑さに負けずに作業は続きます!

9 8 

 約1ヶ月ぶりの実習見学です。暑い日が続きますが生徒たちによる材料製作は続いています。この日は、「尾垂木(おだるき)」という屋根の軒先を支える部材の製作を行っていました。

1 10 

 尾垂木を木組みで接合するための穴(ほぞ穴)を開ける作業です。この穴開けは斜めに正確に削る技術が必要になるそうです。生徒たちは2級建築大工技能士を取得するための練習で既に経験済みとのことであり、慣れた手つきで作業をしていました。

1 6

 製作した尾垂木を組み上げたときにどのようなイメージになるか山崎氏が生徒に解説しています(左)。山崎氏は、「にいがたの名工」※として表彰・認定された方です。生徒は、学びながら造り、造りながら学ぶことで日本建築への理解を深めているようでした。

※新潟県内に在住し県内外で高い評価を得ているきわめて優れた卓越技能者を認定する制度

12 13

 道具の手入れも入念に行っていました。職人を目指すうえで道具を日々メンテナンスすることも大切な作業の一つなんですね。その姿勢が良い仕事を期待させてくれます。

 これからの時期、暑さもさらに増してきますので、体調管理に気をつけて引き続きよろしくお願いします!

令和5年6月29日

現地の測量と基礎工事

東屋を設置する場所は、鑑賞温室から池を挟んで南側の芝生エリアの一画を予定しています。植物園のシンボルである鑑賞温室と池を望め、近くに水飲み場があり、散策者が一休みするのに丁度良い場所です。

東屋を建てるうえで、現地の起伏などを確認し設計に反映させるための測量と、東屋の土台となる基礎を造る工事は当部(新潟県)が担っています。現在、測量作業を行っており、測量が終わり次第、基礎工事を発注する予定です。基礎が完成すれば、生徒たちによる上屋の建築作業にバトンタッチです。

東屋完成時に生徒たちが達成感と誇らしさを感じてもらえるように、相応のしっかりした土台を造るようにしたいと思います。

生徒たちは引き続き安全第一での作業をよろしくお願いします。

1 2

                東屋を設置する場所

 

令和5年6月1日

作業は順調に進行中!

1 8

 この日は、実習室で茅負(かやおい)の材料製作を行っていました。茅負(かやおい)とは左の写真(屋根の先端)の位置の部材だそうで、真っ直ぐのように見えて実は右の写真のように美しい曲線を描くように設計されているそうです。日本建築の奥深さを感じます。

1 2

 鉋(かんな)で材料を削り、設計どおりになるよう微調整にも余念がなく、丁寧に仕上げていました。その表情は真剣そのもので、良いものを作ってくれそうな頼もしさを感じます。

3 9

 山崎氏をはじめ指導者の方による生徒たちへの指導にも熱が入ります。やはり職人の方の動きは洗練されていました。

5 6

 この日作業していた生徒に集まってもらい集合写真を撮らせてもらいました。みんなすてきな笑顔でチームワークの良さを感じました。後ろに飾られている大型ポスターは昨年度の体育祭のものだそうです。

 引き続き、けがに十分気をつけて作業を進めていただきたいと思います。

令和5年5月11日

生徒による製作に本格着手しました

 生徒たちは、これから毎週木曜日の実習時間に学校の実習室において材料製作を進めます。

 この日は、複雑な木組みを行う木材の裁断に必要な実寸図を、設計図面に基づきベニヤ板に描いたり、屋根の垂木に使用する木材の製作に取り組んでいました。

 電卓を叩き、真剣な眼差しで図面と模型を見比べている様子は、職人の雰囲気が漂っていました。

 けが無く順調に作業が進むことを願います。

※この日の作業の様子は日刊建設工業新聞(令和5年5月12日)に掲載されました。

1 2

3 4

5 6

                   作業風景

令和5年4月20日

設計図面の最終調整

 先生方、山崎氏(山崎建築代表)、県立植物園長と当部担当者が集まって設計の最終調整を行いました。

 設計を担当された山崎氏と先生からは、生徒に学んでもらいたい日本建築の技法を用いた細部へのこだわりなどを聞かせていただき、この取り組みに対する熱い想いを感じることができました。

 校長先生は、「生徒たちにとって、実際に多くの方に使ってもらえるものを作る経験は貴重であり、非常に良い学びになる。」「このような機会をもっと作っていければ」と仰っていました。

 準備が整い、これからが生徒たちの出番です!

1

   模型を囲み打合せする様子

令和5年4月3日

東屋製作に向け3者協定を締結しました

 県立新津工業高等学校、山崎建築及び新津地域整備部の3者で、東屋製作に関する協定を締結しました。 

 東屋は、日本建築科の3年生が山崎建築の技術指導を受けながら卒業記念として製作します。

 県立植物園の広い園地を散策される方々が気持ち良く休憩できるよう、メイン園路沿いで、池や花々を見渡せる景色の良い芝生スペースの一画に設置する予定です。 

 令和5年度の秋完成を目指し、東屋製作がスタートします!

【主なスケジュール】

 ・令和5年 春~夏   学校の実習室での材料製作など
 ・令和5年 秋     現地での設置作業、完成式

1 2

   製作する東屋のイメージ模型        東屋を設置する県立植物園

 

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ