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令和4年3月4日(金曜日)に、新潟市立新津第二小学校の4年生児童70名と、新潟市立新津第二幼稚園の園児9名が、新潟市秋葉区内を流れる一級河川新津川でサケの稚魚の放流を行いました。
サケの稚魚の放流は能代川サケ・マス増殖組合の協力のもと、平成18年から毎年行われており、今年で16回目の開催となりました。今年度も卵から稚魚になるまで児童が育てることにチャレンジし、11月29日に卵を水槽に入れ、12月13日に孵化が始まりました。愛情を込めて育てた約800匹の稚魚を、能代川サケ・マス増殖組合に用意いただいた約2万匹の稚魚とともに放流しました。
新津第二小学校では、5年生になると総合学習で新津川の環境などについて勉強しており、その一環として、この4月から5年生に進級する4年生児童に毎年サケの稚魚を放流してもらい、新津川についての関心を深めてもらっています。また、新津第二小学校に隣接する新津第二幼稚園の園児も一緒に参加しています。
子どもたちは、
「元気で育ってもどってきてね~」
「また会おうね~」
と大きな掛け声でサケの稚魚を放流しました。
サケは、川から海に出て成長し、4年後に自分が生まれ育った川にまた戻ってくるという生態を有しており、新津川では多い年で100匹以上のサケの遡上が確認されています。今回子どもたちが放流したサケの稚魚も、4年後に元気な姿で戻ってきてくれるよう、河川環境の保全に努めてまいります。
【動画】サケの稚魚の放流の様子<外部リンク>
【動画】放流されたサケの稚魚の泳ぐ様子<外部リンク>
能代川サケ・マス増殖組合長の挨拶
新潟市立新津第二小学校のみなさんからの挨拶
能代川サケ・マス増殖組合に用意いただいた約2万匹のサケの稚魚
新津第二小学校で育てた稚魚の放流
新津第二幼稚園の園児による稚魚の放流の様子
新津第二小学校の児童による稚魚の放流の様子
新津第二小学校の児童による稚魚の放流の様子
稚魚の放流の様子
放流された稚魚を見守る児童と園児
放流された稚魚の様子
学校の水槽で卵から育てました
孵化の様子