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三条地域振興局では、全国屈指の地場産業集積地帯である県央地域の「ものづくり」に関わる高度熟練技能者を「にいがた県央マイスター」に認定し、ものづくりの技術・技能を次の世代に継承し、地場産業の振興に貢献する活動を支援しています。
そのひとつとして、マイスター自らが企画する、ものづくり体験教室「にいがた県央マイスター塾」を開催しましたので、その様子をお知らせします。
奥の深い彫金の世界を体験していただきました。
木の葉型の銅板が、自分だけの美しい作品に生まれ変わりました!
受講者へ「にいがた県央マイスターカード」をプレゼントしています。
彫金の基本的な技法です。
金属の表面にタガネを打ち込んで、三角形の圧痕を残しながら点線上に断続してゆく手法(蹴り彫り)を用いたり、タガネの刃を使って金属の一部を打ち貫く(透かし彫り)ことにより、自分だけの深い味をだすことができます。
令和5年9月30日(土曜日) 13時00分~15時00分
燕市産業史料館
燕市大曲4330-1
Tel0256-63-7666
大岩彫金 代表
プロフィール
デザイン研究所を経て24歳で独立し現在に至る。
「木の葉の箸置き」が平成23年度全国推奨観光土産品審査会の工芸部門で経済産業大臣賞を受賞。
マイスターの製作品や資料を見ながら、手彫り彫金の技法などを教わりました。
最初にマイスターから、タガネの使い方を教えてもらいます。
本番前に、銅板の端材を使って蹴り彫りの練習をします。
マイスターから、「力まずに、一定のリズムで打つことが大事」とアドバイスがありました。
練習が終わったら、いよいよ本番です。
一発勝負なので、一本ずつ葉脈の線を一気に彫っていきます。
本物の木の葉のように、虫食いの穴や「ふくらみ」をつけます。
本物の木の葉そっくりなキーホルダーが出来上がりました。
虫食い穴の位置や形、葉の「ふくらみ」や「へこみ」のつけ方は、二つとないオリジナルです。
受講者同士や講師との会話も弾み、今度は「ブローチ」や「ネックレス」を作ってみたいとの声も聞かれました。
令和5年7月15日 第158・159回 感動の彫金体験コース「木の葉のしおりづくり」
令和4年9月10日 第149回 本格派の彫金体験コース「一枚の銅板から靴ベラづくり」