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当部では、難病患者さんの在宅療養支援の一環として、市町村の災害対策をふまえた災害時支援に取り組んでいます。常時人工呼吸器装着の患者さんを対象に「災害時個別支援計画」を作成し、実効性を確認するため災害時避難訓練を実施しています。
11月20日(月)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんのご自宅で停電を想定した避難訓練を実施し、ご家族や主治医、避難先病院、ケアマネジャー、訪問看護、訪問介護、消防、市役所等の計27名の関係者が参加しました。
避難訓練オリエンテーション(ハイブリット開催) |
避難訓練に先立ち、訪問看護からアンビューバックの使い方を指導いただき、ご家族とヘルパーが体験しました。
アンビューバックの使い方を確認 |
避難訓練では連絡手段や非常持出物品の準備、救急車への担架搬送、ポータブル電源の使い方を確認しました。
非常持出物品の準備 |
避難搬送の準備 |
救急車への搬送 |
ポータブル電源を確認 |
新発田地域広域消防救急隊員から毛布や折り畳み担架を使った搬送方法を指導いただき、ご家族と支援者が体験しました。
毛布を使った搬送を体験 |
折り畳み担架を使った搬送を体験 |
避難訓練に参加した患者さんとご家族からは「普段の備えや地域住民への周知と理解が必要だと思いました。」、支援者からは「関係機関と連携して取り組む良い機会になりました。他利用者の備えの参考にしたいです。」などの感想がありました。
避難訓練の内容や様子を共有できるよう避難訓練のDVDを作成し、関係者に配布しました。DVDのジャケットは、患者さんが好きな「桜」をモチーフにしました。
避難訓練DVD(写真) |
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