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10月18日に駐日イタリア大使館のベネデッティ大使が新発田市を来訪し、長徳寺(ちょうとくじ)にある堀部安兵衛のお墓にイタリア大使館の庭園の土を納めました。
焼香するベネデッティ大使
新発田市出身で赤穂義士の一人、堀部安兵衛が切腹をした場所は伊予松山藩邸の庭先でした。現在はイタリア大使館(東京都港区三田)となり、かつての日本庭園がそのまま保存されています。
庭園の築山には、堀部安兵衛をはじめ赤穂浪士の偉業をたたえるイタリア語と日本語で刻まれた石碑が建立されているそうです。
300数十年という時間や国を超えて、安兵衛が結んだ絆です。
令和3年(2021年)12月
堀部安兵衛をはじめ、赤穂義士四十七士が討ち入りを果たしたのは、元禄15年(1702年)12月14日です。毎年、この日に安兵衛をしのび、安兵衛の生家である中山家の菩提寺、長徳寺(ちょうとくじ)では「義士祭」が開催されています。
寺の本堂では、剣豪であった安兵衛をしのんで日本刀を使った剣道形(剣武)が行われます。上段からの打ち込みや突き付けられる剣先など、迫力と緊張感があふれる演武で見応えがあります。
また、赤穂義士に扮した少年少女剣士が寺の境内で「えい、えい、おー」とかわいくも勇ましい声を上げて、その後、隊列を組んで市中を練り歩きます。
令和3年(2021年)12月
令和3年(2021年)12月
新発田城本丸表門の前に行くと、凛々しい姿の堀部安兵衛の銅像を見ることができます。彼の眼差しは、剣術を学びその後討ち入りを果たした江戸の方向を見つめています。
新発田城三階櫓(やぐら)
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