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新年度、新学期の始まりは忙しくて花見に行けなかった方、チューリップといっしょに桜も堪能したい方、もう少し桜を楽しめるところがあります。
今回は、新発田市と阿賀野市で遅咲きの桜を楽しめるスポットを紹介します。
この記事での掲載スポットはこちらです。(クリックすると、そのスポット紹介文へ)
<新発田市>
・ 大峰山桜公園と橡平桜樹林園
<阿賀野市>
・ 瓢湖水きん公園の桜
・ 梅護寺の数珠掛桜
駐車場から続く坂道を登りきると、目に飛び込んでくる開けた空間はまるで桜の博物館のようです。平らな敷地と斜面には、早咲きの河津桜から遅咲きの八重桜まで100種類以上、約300本の桜が植栽されています。
花の色合いも淡紅色から濃紅色まで、中には「鬱金(うこん)」、「御衣黄(ぎょいこう)」のように黄緑色や淡黄色の花をつける桜も。
「桜公園案内図」看板には園内に植栽されている品種が一覧で記載されているほか、品種の解説が付いている木もあり、とてもわかりやくなっています。
「鬱金(うこん)」
桜公園登山口から入り、願門山コースを大峰山に向かって歩くと、左手には橡平桜樹林が大峰山の山腹から山頂にかけて広がっており、トチノキ、ブナ、ミズナラなどの広葉樹に混じり、オオヤマザクラ、オクチョウジザクラ、ヤマザクラなどが自生しています。
朝、野鳥のさえずりと山肌に広がる色合いのコントラストを楽しみながらのトレッキングは、この時期ならでは楽しみです。
帰りには、先日リニューアルオープンした「道の駅 加治川」に寄ってみるのもいいですね。
登山道斜面の桜越しに大峰山を望む
足下にはスミレ
新発田市 桜公園<外部リンク>
新発田市 大峰山橡平桜樹林<外部リンク>
道の駅 加治川<外部リンク>
白鳥の飛来地として知られている瓢湖では、桜やハナショウブ、ハスの花など季節ごとにその色どりを楽しむことができます。
4月下旬からゴールデンウィークにかけては、八重桜が見頃となります。濃紅色でふっくらとした丸みのあるシルエットの花を眺めながらのお弁当は、いつもひと味違うかも。
なお、車の場合、瓢湖の南側(リズム・ハウス瓢湖の少し先)の駐車場が、広くて八重桜園に近くて便利です。
阿賀野市 瓢湖水きん公園<外部リンク>
花びらが80枚から200枚ほどもあるという数珠掛桜。花が数珠の房をかけたように垂れ下がって咲く、珍しい菊咲きの桜です。今年は4月29日あたりから見頃を迎えるのではないかという住職のお話です。柵の中に7本、水田に続く斜面に5本、計12本の桜が八分咲きとなる頃は、圧巻の眺めとなります。
なお、桜は境内ではなく、道路を挟んだところにあります。車は県道沿いの駐車場に止めるのが便利です。
咲き始めは濃紅色が鮮やか
満開になると花の重みで枝が垂れ落ちそう
阿賀野市 梅護寺<外部リンク>