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羽越本線100周年、沿線を旅してみる【新発田】~旧赤谷線を自転車で巡る(新発田市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0693301 更新日:2024年10月29日更新

蒸気機関車
瀬古龍雄氏撮影※・新潟市新津鉄道資料館提供

新潟市にある新津駅から新発田駅などを経由して、日本海に沿って秋田駅までを結ぶ羽越本線。7月31日に全線開通100周年を迎えました。路線距離は上越新幹線とほぼ同じ約270km。沿線の見どころなどを旅してみてはいかがですか。
【羽越本線の駅】新津⇒(途中略)⇒水原⇒(途中略)⇒新発田
(太字は最寄りの駅)
※1954年(昭和29年)撮影、写真の蒸気機関車「C11 245」は神奈川県藤沢市鵠沼運動公園(八部公園)SL広場<外部リンク>で保存・展示されています。

(第10回)赤谷線は羽越本線の支線(前編)【新発田市】

コキアが咲く自転車道

大正15年(1925年)11月に、新発田と東赤谷を結ぶ赤谷線が開業し、それに伴い、羽越線は羽越本線に改称されました。赤谷線は羽越本線の支線扱いとなったのです。
赤谷線は、昭和59年(1984年)4月に全線廃止となり、その跡地はサイクリングロードとして整備されています。
沿線には、会津街道※や赤谷線の面影が残っています。
サイクリングロード沿線を景色を楽しみながらポタリング(散歩するようにのんびり楽しむ自転車旅)するもよし、終点まで約13キロメートルの道のりを颯爽と風をきってペダルをこぐのもよいでしょう。
※会津街道
 会津若松(福島県)と新発田(新潟県)を結んだ街道で、新発田藩と村上藩が参勤交代で使っていました。
 十返舎一九、吉田松陰など歴史上の人物が通ったことでも知られています。

新発田駅前で自転車を借りて、出発進行!

蒸気機関車を見ながら出発

今回乗る自転車は、新発田駅前の新発田市観光情報センターのレンタサイクルを利用しました。
そして観光情報センター近くの東公園に向かいます。展示されている蒸気機関車の雄姿を見て出発です。

サイクリングロード起点
サイクリングロード起点(萌春の像)​

案内看板サイクリングロード案内看板
コース図看板

しばた観光ガイド 赤谷サイクリングロード<外部リンク>
自転車のレンタル(11月30日まで)などは、新発田市観光協会<外部リンク>

十返舎一九が通った道

五十公野宿の道標

しばらくペダルをこいでいくと、五十公野(いじみの)宿の道標が現れます。
弥次さん、喜多さんで有名な「東海道中膝栗毛」の作者、十返舎一九が詠んだ句が書いてあります。
「いくとせか 杉の並木の 青々と 市がさかへた いぢみのゝ宿」
210年前(文化11年、1814年)、十返舎一九が会津若松から新発田への道中、ここ五十公野宿に立ち寄り、読んだ句です。
会津街道は、かつて道の両側に杉の大木が立ち並ぶ街道であったことから「杉原街道」とも呼ばれていたとのことです。

五十公野御茶屋(いじみのおちゃや)で藩主気分

庭園
雪吊りが雪国の情緒を醸し出す(令和5年11月)

次に訪れたのは五十公野御茶屋。ここは新発田藩主の別邸で、新発田藩主が参勤交代の際は、ここで旅支度を整えて江戸に向かったそうです。
池の周りの紅葉と赤松の緑のコントラストを眺めながら散策できます。
また、建物の中に入ることもでき、座敷棟から庭園をゆっくり眺めれば心も癒されます。
入場は無料です。​
アクセスなど詳しくは、五十公野御茶屋<外部リンク>

初夏の庭園
座敷棟から庭園を望む(令和4年6月)

五十公野駅跡

五十公野駅看板

五十公野駅

五十公野駅跡にやってきました。大きな桜の木が出迎えてくれます。休憩所は当時の駅をイメージしたつくりとなっています。
春にもう一度訪れて、ベンチに腰掛けて桜の花を愛でるのもいいですね。

サクラ
令和6年4月

米倉(よねくら)ねむの木の市~農産物直売所

直売所

まっすぐ伸びるサイクリングロードを気持ちよくこいでいくと、左手に農産物直売所が見えてきます。
「米倉ねむの木の市」です。
11月に入ると「やまのいも」が店頭に並ぶこともあり、大人気です。また、春には山菜もお目見えして賑わいます。売り切れ続出なので、訪れるのは午前中の早い時間がおすすめです。
営業は、土曜・日曜・祝日・水曜の午前9時30分から午後1時まで。今年は12月中旬まで営業予定となっています。
アクセス等は、米倉ねむの木の市

直売所内部

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