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身近な自然の中で、四季折々に出会える野鳥と生息する自然環境の魅力を発信する、でかけよう!にいがた阿賀北「野鳥さんぽ」。
第6回目の動画では、天然芝が広がる村上市南大平ダム湖公園キャンプ場を訪れました。
今回は動画掲載に先立ち、取材の模様をお伝えしながら、キャンプ場の美しい景観と豊かな自然を紹介します。
カワセミ(村上野鳥の会 佐藤さん提供)
日本海東北自動車道村上瀬波温泉ICを降りて国道290号を関川村方面へ。しばらく水田地帯を走り、南大平ダム湖公園の案内看板を左折。集落の中を抜けて車を走らせると、青々とした芝生が目に飛び込んできます。南大平ダム湖公園キャンプ場に到着です。
手入れされた芝生はふっかふっかで、寝転んで青空を眺めたい気持ちに駆られます。また、キャンプサイトに隣接したダム湖の水面には森の緑が映って、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
詳しくは、南大平ダム湖公園(村上市)<外部リンク>
明け方、雨がぱらつき少し肌寒さを感じる中で撮影が始まりました。
夜明けとともに、鳥のさえずりがキャンプ場に響き渡ります。あいにくの雨ですが、思いのほか鳥たちは元気なようです。トッキョキョカコと響き渡る声の持ち主はホトトギス、ボボッ、ボボッと低音で森でこだまするように鳴いているのはツツドリ、そしてカッコーはその名のとおりカッコー、カッコーとのどかに鳴いています。いずれもカッコウの仲間で三種揃い踏みとなりました。
オシドリ(村上野鳥の会 佐藤さん提供)
次第に雨があがってきました。ダム湖に目を移すと、小枝に止まっているカワセミを発見!水中の小魚を狙っています。獲物を見つけると水中にダイビングして捕らえるハンターです。
また、ダム湖の向い岸にはオシドリがヒナを連れて散歩している様子が見えます。そして湖面では2匹のカイツブリが巣作りの最中で、巣材を口にくわえて運んだり、巣が沈まないかチェックしたり大忙しです。
キャンプの朝は早起きして野鳥の声に耳を澄ませ、そして湖畔で野鳥の姿を探してみてはいかがでしょうか。
炊事場の屋根を駆け上がるキセキレイ
過去のYouTube動画「野鳥さんぽ」もご覧ください。
関川村鷹の巣キャンプ場「赤いベレー帽をかぶったオオアカゲラ」
胎内市奥胎内「秘境奥胎内へ、アカショウビンを訪ねて」
※奥胎内方面は、災害により当分の間(復旧工事が完了し、交通の安全が確保されるまで)通行止めとなっています。
阿賀野市瓢湖(ひょうこ)「夏の瓢湖に忍者鳥、現る」
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