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【十日町】地域整備部の管内のあらまし

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0270937 更新日:2024年6月3日更新

管内の状況

 十日町地域振興局地域整備部の担当する区域は、新潟県の南西部に位置し、十日町市と中魚沼郡津南町の1市1町です。その面積は760.60平方キロメートルで県土の6.0%、人口は約5.6万人で県全体の2.7%を占めています。
 東側には魚沼丘陵、西側には東頸城丘陵が南北に走り、その中央を信濃川が北へ流れ、両岸には雄大な河岸段丘が形成されており、南側は長野県と接しています。また、信濃川に合流する清津川、中津川上流には清津峡に代表される美しい渓谷が四季折々の景観を見せています。併せて、当地域は日本有数の豪雪地帯で積雪深は3~4mにも達します。
 交通体系としては、鉄道が南北にJR飯山線、東西に北越急行ほくほく線の路線があります。道路は管内を南北に縦貫する国道117号と東西に横断する国道253号を中心に、国道、主要地方道などの幹線道路網が地域を結んでいます。

十日町地域整備部の管内の画像
十日町地域整備部の管内

 新たに管内の道路網の中心となる「上越魚沼地域振興快速道路」は上越市と南魚沼市を結ぶ延長約60kmの高規格道路で、平成12年に十日町市八箇~南魚沼市余川間の「八箇峠道路」8.5kmが国による直轄権限代行事業として着手され、内6.6kmが平成29年11月25日に一部開通しました。又、令和元年には十日町市北鐙坂~十日町市八箇間の「十日町道路」約10.8kmが国による直轄権限代行事業として着手されました。両道路とも早期完成が望まれています。
 日本一の大河信濃川と河岸段丘及び東頸城丘陵の山間地からなる当地域は、地形的に急流や浸食の進んだ河川、砂防指定地や地すべり防止区域が多く、土砂災害の発生しやすい地域となっています。このため、災害復旧や防災対策も重要な業務です。
 当管内には、全国的に有名な雪まつり、着物のほか、そばや高原野菜、写真家が訪れる棚田スポットや3年ごとに開催される大地の芸術祭など魅力の多い地域です。

(観光情報)
雪まつり 毎年2月第3金・土・日曜日に開催
大地の芸術祭 平成12年から3年毎に7月末~9月上旬に開催(令和6年開催予定)

管内市町の概要(面積、人口、世帯数)

 管内の市町村は、平成16年度までは十日町市、中魚沼郡川西町、中里村、津南町の1市2町2村でしたが、平成17年4月1日に川西町、中里村、東頸城郡松代町、松之山町が十日町市と合併したことから、現在は十日町市と津南町の1市1町です。

区分 面積(平方キロメートル) 人口(人) 世帯数(世帯)
十日町市 590.39平方キロメートル 47,620人 19,441世帯
 旧十日町市 212.77平方キロメートル 33,402人 13,577世帯
 旧川西町 73.55平方キロメートル 5,553人 2,163世帯
 旧中里村 127.29平方キロメートル 4,472人 1,752世帯
 旧松代町 90.47平方キロメートル 2,581人 1,192世帯
 旧松之山町 86.31平方キロメートル 1,612人 757世帯
津南町 170.21平方キロメートル 8,580人 3,426世帯
合計 760.60平方キロメートル 56,200人 22,867世帯
(人口、世帯数は住民基本台帳による。令和6年4月末時点)

施設の概要

(1)道路(令和5年4月1日時点)・・・道路現況調書より
区分 路線数 実延長 改良済延長 改良率 未改良延長
    (km) (km) (%) (km)
直轄国道 0路線        
県管理国道

6路線

193.5km 168.9km 87.3% 24.6km
主要地方道 9路線 103.7km 75.0km 72.4% 28.7km
一般県道 33路線 201.5km 138.5km 68.7% 63.0km
48路線 498.7km 382.4km 76.7% 116.3km
(2)河川(令和6年3月末時点)・・・地域整備部管内図より
区分 河川数 延長(km)
直轄区間 (1)河川 21.5km
県管理区間 103河川 388.9km
合計 103河川 410.4km
一級河川計 101河川 402.1km
二級河川計 2河川 8.3km
(3)砂防(令和6年3月末時点)・・・地域整備部管内図より
区分 箇所数 面積(ヘクタール)
砂防指定地 284箇所 3,354.75ヘクタール
 (うち、直轄区間) 18箇所 434.57ヘクタール
 (うち、県管理区間) 266箇所 2,920.18ヘクタール
地すべり防止区域 62箇所 3,476.55ヘクタール
急傾斜地崩壊危険区域 36箇所 59.26ヘクタール

管内の気象条件

 日本海側特有の多湿地帯に属し、冬は全国でも有数の豪雪地帯として知られ、平年でも2mを越え、豪雪年では平場で4mを超えることもあります。一方、夏期の気候は盆地特有の高温多湿で降雨量は7月が最も多く気温は8月が最高となります。

(1)最大積雪深の最大値・最小値(統計期間 大正7年~令和3年)
順位 最大値(cm) 起年月日 最小値(cm) 起年月日
1 425cm 昭和20年2月26日 72cm 令和2年2月11日
2 381cm 昭和13年2月25日 81cm 平成元年2月4日
3 380cm 昭和9年3月10日 81cm 平成19年2月3日
4 377cm 昭和56年1月23日 83cm 平成21年1月15日
5 373cm 昭和11年3月6日 84cm 昭和7年2月28日、29日
6 367cm 昭和59年3月1日 91cm 昭和47年12月23日
(2)降雪累計の最大値・最小値(統計期間 昭和18年~令和3年)
順位 最大積算値(cm) 起年 最小積算値(cm) 起年
1 2,103cm 昭19~20年 347cm 令元~令2年
2 1,957cm 昭58~59年 481cm 昭63~平元年
3 1,797cm 昭55~56年 497cm 平18~19年
4 1,731cm 昭31~32年 516cm 平20~21年
5 1,730cm 昭60~61年 521cm 昭33~34年
6 1,700cm 昭18~19年 636cm 平27~28年

(測定地 国立研究開発法人 森林総合研究所 十日町試験地<外部リンク>

管内の地形

南側 苗場山を(2145m)を盟主とする上信越国境の高山森林帯
東側 魚沼丘陵(500~900m、中越大震災の震源域は魚沼丘陵と東山丘陵にまたがる)
西側 東頚城丘陵(400~500m、地すべり多発地帯、棚田)
中央 南北に信濃川、国道117号が縦断し、その両サイドに河岸段丘が連なる(河岸段丘は多いところで9段を数え日本一の規模と景観を誇る)

河岸段丘の説明図
津南町の河岸段丘

 

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