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平成17年度から厚生労働省では、「認知症を知り地域をつくるキャンペ-ン」を開始しています。
キャンペーンの一つ「認知症サポーターキャラバン」は、「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちになることを目指しています。
認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者です。
認知症サポーターには、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小・中・高等学校の生徒など様々な方がおり、令和3年3月31日時点、全国で1300万人を超えました。詳細は次のリンクをご覧ください。
認知症サポーターキャラバン(NPO法人地域ケア政策ネット)のページにリンク<外部リンク>
サポーター養成講座を受けた人が、認知症の理解者となり、「認知症サポーター」と呼ばれます。
この講座は認知症の介護の方法を学ぶためのものではありません。認知症について正しく理解し、温かい目で地域の認知症高齢者を見守っていただく応援者のための講座です。
例えば、町でお年寄りに道を聞かれたとき、普通のお年寄りと同じような案内をすると認知症の人は混乱することがあります。
また、同居している家族の方が認知症になったときに、認知症が病気であることを理解していれば、お年寄りの心を傷つけない対応をすることができ、早めに医師の診療を受けて病気の進行を遅らせることができる場合もあります。
認知症サポーターには、何かを特別にやってもらう者ではありません。認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。そのうえで、自分のできる範囲で活動できればいいのです。
例えば、友人や家族にその知識を伝える、認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める、隣人あるいは商店・交通機関等で働く人としてできる範囲で手助けをするなど活動内容は人それぞれです。
「地域に気になる認知症の人がいるけれど、近所の私たちはどう接していったらいいの?」、「いつも来るお客さん、どうも認知症らしいけれど、どう対応したらよいの?」、「家族が認知症になったらどうしたらよいの?」
そんなことが気になりましたら、認知症の高齢者を温かく見守れるように正しい知識と対応を身に付けてみませんか。
認知症を理解していただくために、町内会の集まりや職場・学校の研修などで、サポーター養成講座を開いていただいています。講座へは無料で認知症キャラバン・メイトを派遣しています。
養成講座を受講した方には、オレンジリングが渡されます。「認知症の人を支援します」という意思を示した目印です。
温かさを感じさせるこの色は、見つけやすく、社交的で、人を元気にさせる色です。ぜひ、身に付けてください。
サポーター養成講座の講師役を「キャラバン・メイト」と呼びます。
民生児童委員や介護支援専門員、介護保険施設職員、地域包括支援センター職員などの方々が認知症キャラバン・メイトとして登録されています。
キャラバン・メイトは、認知症についての正しい知識や対応方法を住民の方に伝え、認知症サポーターを増やしていく活動をします。
皆様の地域や職場、学校で、サポーター養成講座を開くときには、キャラバンメイトを派遣しますので、事務局にお問い合わせください。
令和3年4月1日現在
サポーター数 4,049人(うちメイト数 81人)
市町村ごとの集計は、HP「認知症サポーターキャラバン」に掲載されています。<外部リンク>
認知症サポーター養成講座、認知症キャラバン・メイトについては、事務局までお問い合わせください。
魚沼市介護福祉課 電話 025-792-9755 Fax 025-792-5600