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取組1年目地区をサポートする人材を対象とした連続講座の第3回と、2年目地区で策定を支援してきた将来プラン等の成果発表会を開催しました。
1月29日(月曜日)に開催した連続講座の最終回では、14地区から1年間取り組んだ話し合いの成果として、
・地区を維持していくために必要な農業従事者や定住者の確保目標
・就農や定住の実現に向けて、この1~3年でまず取り組みたい「3本柱」
・地域の変化と今後の課題
などを報告してもらうとともに、ポスターセッションによりお互いのノウハウや工夫を学び合いました。
これまでの3回の講座を踏まえ、次年度は1年をかけて、農業や地域を維持していくための「将来プラン」づくりを支援していく予定です。
翌日の1月30日(火曜日)には、今年度、話合いのもとに15地区で策定を進めてきた将来プランの内容について発表してもらいました。
現時点で将来プランに盛り込まれた具体的な取組内容だけではなく、プランづくりを支援する場面で工夫した点やこれからの課題なども発表してもらい、その後のポスターセッションで地区同士の情報交換を行い、今後の支援の参考にしました。
発表の中では、農業を続けていくための営農組織づくりや非農家も交えた農地を守る仕組みづくりといった農業分野の取組の他、地域の維持・活性化を目指した地域内での交流の場づくりや、地域おこし協力隊などの外部人材を確保していくための受入体制づくりの取組なども紹介されました。
講師である一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所の藤山所長からは、次年度以降のプラン実践に向け、この取組を一部の人だけでなく地区全体の取組にするためのポイントや、活動が続いていくために必要なことについて、事例を交えながらアドバイスいただきました。
次年度からは、いよいよ将来プランの実践に向け、取組がスタートします。15地区それぞれでつくられた「地区の目指す姿」が実現するよう、引き続き伴走型で支援していきます。