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令和2年度の地盤沈下調査結果がまとまりました。

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0356143 更新日:2021年3月12日更新

新潟県地盤沈下調査連絡協議会    
(事務局)県民生活・環境部環境対策課

 国、県及び関係市は、「新潟県地盤沈下調査連絡協議会※」を設置し、県内の5地域で地盤沈下の調査を行っています。
令和2年度の調査結果(調査期間:令和元年9月1日~2年9月1日)は以下のとおりです。

※新潟県地盤沈下調査連絡協議会の構成機関(事務局:新潟県)
農林水産省北陸農政局、経済産業省関東経済産業局、国土交通省北陸地方整備局、国土交通省国土地理院北陸地方測量部、新潟県、新潟市、長岡市、柏崎市、新発田市、上越市、南魚沼市

(参考)
 地盤沈下は、地下水の過剰な汲み上げにより、主として粘土層が収縮することで起きる現象です。県内には、軟弱な粘土層を有する平野や盆地が存在し、それらの地域で地盤沈下が顕在化しています。

調査結果の概要

  • 新潟・新発田地域
    最も大きな沈下を示したのは、新潟市北区松浜町で、沈下量は1.1cmであり、前年度の最大沈下量(1.2cm:新潟市北区松浜町)を下回りました。
  • 上越地域
    最も大きな沈下を示したのは、上越市大潟区渋柿五ヶ割で、沈下量は0.2cmであり、前年度の最大沈下量(0.5cm:上越市柿崎区馬正面)を下回りました。
  • 長岡地域
    調査を隔年で実施しており、2年間で最も大きな沈下を示したのは、長岡市大手通一丁目で、2年間の沈下量は0.5cmでした。これは、前回調査の最大沈下量(1.9cm:長岡市宮下町)を下回りました。
  • 南魚沼地域
    最も大きな沈下を示したのは、南魚沼市小栗山で、沈下量は0.6cmであり、前年度の最大沈下量(1.1cm:南魚沼市六日町)を下回りました。

 なお、柏崎地域は調査を隔年で実施しており、2年度は調査を実施しませんでした。

最近の最大沈下量の状況

調査地域 最大沈下量を示した地点及び年間沈下量(cm)
令和2年度 令和元年度 平成30年度 過去の最大
新潟・新発田

1.1
新潟市北区松浜町

1.2
新潟市北区松浜町

2.2
新発田市住吉町三丁目

53.7(S35)
新潟市西区寺尾上

上越

0.2
上越市大潟区渋柿五ヶ割

0.5
上越市柿崎区馬正面

2.8
上越市子安新田

10.1(S59)
上越市西城町

長岡

0.5※
長岡市大手通一丁目

隔年調査の
ため休止

1.9※
長岡市宮下町

3.7(H3)
長岡市蓮潟

南魚沼

0.6
南魚沼市小栗山

1.1
南魚沼市六日町

1.0
南魚沼市六日町

9.2(S59)
南魚沼市余川

柏崎

隔年調査の
ため休止

4.0※
柏崎市柳橋町

隔年調査の
ため休止

3.0(S63)
柏崎市元城町

※ 隔年調査のため、2年間の沈下量を示す。

報道発表資料

報道発表資料 [PDFファイル/169KB]

【参考】観測井調査を含めた詳細な結果について(報告書)

 

 

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