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本部長インタビュー
第2回インタビュー
仕事をする際に心掛けていること教えてください
「県民の安全安心を守るために仕事をしている」という意識がブレてはいけないということです。
様々な取り組みがある中で、目的に沿っているのかということを意識しています。
また、職員から説明を受けることが多いため、それぞれの考えていることや説明をよく聞いて理解しなければならないと思っています。
これまで携わってきた業務の中で印象に残っている仕事を教えてください
どの業務にもそれぞれ思い出がありますが、警察庁で犯罪被害者支援室長として勤務した際、犯罪被害者の方やその支援団体の方からお話を伺ったりしました。計り知れない犯罪被害者の辛さや支援者の方が尽力されている姿、そういう方と一緒に仕事をすることの大事さ、様々な取り組みや制度の中でどのような支援ができるのか…思い出深い仕事の一つとなります。
本部長の考える警察官に必要な資質を教えてください
警察官に必要な資質は一つではないですし、人によって考え方は様々だと思いますが、「より良い社会にしたい」「より安全な社会にしたい」という気持ちを持っていただくことが大切だと思います。
また、「学び続ける気持ちを持つ」「学ぶことが嫌でない人」というのも大事です。社会情勢が刻々と変わっていく中、法令を学ぶことだけではなく、住民の方の話を聞いて学ぶことも多いですし、先輩や同僚から学ぶことも大切です。そのように様々なことを吸収する気持ちはどの部署へ行っても必要なことです。
どのような志を持っている人に警察官を目指してほしいか教えてください
少しでも周りのために頑張りたいという気持ちを持っている方に警察官を目指してほしいと思います。
地域社会の皆さまのため、県民のため、そして、家族や友人、近所の方を守りたいという気持ちを持っている方に目指していただきたいと思います。
女性警察官の人数が増加する中で本部長が考えることを教えてください
警察に入った当時は女性の人数が非常に少なかったのですが、今では多くの女性がそれぞれの部署で活躍しています。
女性被害者への対応も求められますが、それだけではなく、社会を相手にするのが警察の仕事です。社会全体の中で概ね半数は女性ですので、その中で女性警察官の数が増えているというのは非常に心強く思います。多くの女性が活躍しているのは、それぞれ個々の努力が大きいとは思いますが、組織の理解があり、制度の改正が後押ししてきた面もあると思います。
引き続き女性が働きやすい職場にしていきたいと思っています。
警察官を目指す方へメッセージ
皆さんには多くの可能性や選択肢がありますので、色々考えたうえで警察官という仕事を選んでもらえるとありがたいです。
警察の仕事は、県民の皆さまが平穏に暮らしていくうえで、なくてはならないとても大事な仕事ですし、仲間と一緒に頑張れる仕事ですので、私たちと一緒に頑張りたいと思ってもらえる方に警察官になってほしいと思います。