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当部では健康立県を推進する取組のひとつとして、「食べ方」を切り口に、当地域にお住いの高齢者の健康づくりに取組んでいます。
「食べ方」は健康で元気に過ごすために大切な要素のひとつです。
年齢を重ねると、食べる量が減る、お口の状態や身体の状況により食べられるものが少なくなるなど「食べ方」に様々な変化が起こります。その状態を放置するといつの間にか栄養状態が悪くなる(=低栄養)、体重が減るなど、健康状態が徐々に悪化してしまう場合があります。
高齢者の低栄養や体重減少はフレイル(=虚弱状態)につながり、フレイルになると要介護状態に進むリスクが非常に高くなります。
フレイルは、健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間の状態として、(一社)日本老年医学会が2014年に提唱した概念です。
今回、高齢者を対象に、「1日3食、主食、主菜、副菜を揃えて食事をすること」や「定期的に体重測定をすること」等の重要性や、低栄養や体重減少に関する知識など、フレイルを予防するための知識を、クイズを交えて楽しく学ぶことができるプログラムを制作しました。
食事には気を付けているけれど、「食べる量が少なくなってきたかも知れない…」「筋肉が落ちてきたような…」「体重が減ってきているのが気になる…」といったような、高齢者ご自身やご家族の皆様、高齢者の低栄養・体重減少に関する知識やフレイル予防の具体的な方法が知りたい地域の茶の間やつどいの場のスタッフの皆様などに、ぜひ活用いただきたいと思います。
加齢とともに、心身の活力が低下し、生活機能障害、要介護状態、そして死亡などの危険性が高くなった状態で、適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態を意味します。
要支援・要介護となる主な原因は、認知症、骨折・転倒、高齢による虚弱等と報告されているが、高齢期の食生活や身体活動のあり方により、回避や先送りが可能となることから、その対策が重要となります。
(引用:「村上地域 地域高齢者等の健康支援を推進するための栄養プログラム」)
上記プログラムは、以下から分割版をダウンロードできます。
【健康長寿ネット】フレイルとは<外部リンク>
【厚生労働省】地域がいきいき 集まろう!通いの場<外部リンク>
【(一社)日本老年医学会】フレイルに関して<外部リンク>
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