【長岡】見附市立見附中学校で「マイ・タイムライン教室」を行いました

　長岡地域振興局地域整備部では見附市立見附中学校1年生を対象に「マイ・タイムライン※教室」を行いました。

　「マイ・タイムライン教室」とは、座学やグループワークを通じて、災害に関する基本的な知識や安全を確保するための避難行動などを学びながら、マイ・タイムラインをつくり上げるものです。

→新潟県マイ・タイムライン教室について詳しくはこちらを御覧ください。

※マイ・タイムラインとは、洪水や土砂災害のような進行型災害が発生した際に、「いつ」、「何をするか」を整理した防災計画のことで、豪雨時に住民一人一人がとる防災行動を時系列に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。

【第1回】自分が住む地域の特徴と、ハザードマップを学ぼう

　令和3年8月26日（木曜日）13時30分～14時20分に第1回目の教室を行いました。

　見附中学校周辺に流れる河川や地形、過去の災害などを知り、ハザードマップの見方を学びました。ハザードマップに関する内容は見附市企画調整課の御担当者から説明していただきました。

　前半は座学により、自分たちの住んでいる地域の特徴を学びました。

　グループワークではハザードマップで自分の家の位置や避難場所を確認しました。

【第2回】警戒レベルの意味を理解し、豪雨時に得るべき情報を調べよう

　令和3年9月15日（水曜日）13時30分～14時20分に第2回目の教室を行いました。

　水害や土砂災害のしくみや前兆現象について学びました。また避難情報と警戒レベルを理解し、避難行動へつながる情報の調べ方を学びました。

　組合せゲームにより、避難情報とそのとき取るべき行動を考えました。

　タブレット端末を利用してホームページから情報を収集する方法を学びました。

【第3回】マイ・タイムラインを仕上げよう

　令和3年9月29日（水曜日）10時00分～11時30分に第3回の教室を行いました。

　避難の準備や避難時の注意点をグループで共有し、各自のマイ・タイムラインを完成させました。

　避難行動の注意点について、○×クイズで確認しました。

　グループでまとめた避難の準備や注意点について発表しました。

　最後にグループワークの成果を持って記念撮影しました。

授業を受けた生徒の感想を御紹介します　

• 自分の家が浸水する可能性があると知ったので、浸水する前に避難しようと思った。
• 防災バッグを見直して、もしもの時に備えようと思った。
• 過去に大きな水害があったことを知って驚いた。
• 防災に関して便利なサイトがあったことを知らなかったので勉強になった。
• 実際に災害が起きたときに最善の行動をとり、地域の人と協力して逃げ遅れを無くしたい。

　今回の「マイ・タイムライン教室」により、自分が避難することを具体的に考えられたと思います。

　新潟県では小学生高学年、中学生及び高校生を対象に水防災教育「新潟県マイ・タイムライン教室」の実施を支援しています。支援の活用を希望される場合は「みずから避難で命を守ろう～新潟県マイ・タイムライン教室～」のページを御覧ください。

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  新潟県長岡地域振興局地域整備部では、小・中・高等学校、大学など幅広い層を対象に、河川や道路、橋、水害や地震災害、なだれや土砂災害、除雪など様々なテーマで校外学習や出前講座を行います。
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