【長岡】長岡市立川崎東小学校で「栖吉川学習会」を行いました

1 栖吉川の話

　上中下流の川の形状を写真とともに紹介し、地形や水の流れ方、利用等について説明しました。また、事前に児童から寄せられた質問やリクエストに応えて、古地図を用いて、古くから「栖吉」という地名が付いていた(栖吉川があった)ことや、出土品から太古の昔から川沿いに人々が暮らしていたことを伝えました。

2 洪水の話

　この地区に関連する洪水として、令和元年の台風19号による水害のほか、平成23年の新潟福島豪雨、栖吉川の河川改修の契機となった昭和36年の水害を紹介しました。

3 洪水を防ぐために

　洪水対策として代表的な事例を紹介し、栖吉川で行われた河道拡幅と、維持管理として行っている河道掘削について説明しました。

4 川の環境を守る工夫

　川で行われている工事について、水棲生物の生息域を守るために、護岸の覆土や、河道内の淵や瀬、澪筋(みおすじ)といった形状に変化を付けること等の取組事例を紹介しました。

5 さいごに

　川の環境を守りながら、洪水対策が行われていることを改めて伝えた上で、児童に対して環境への取組について考えてもらうよう投げかけをしました。加えて、河川改修により栖吉川の治水安全度は向上していますが、万が一の事態もあり得ることから、ハザードマップを紹介して、避難に関する防災意識の啓発を行い、締めくくりました。

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