長岡地域振興局地域整備部が行う出前講座「長生橋学習会」では、初代長生橋から現在の三代目長生橋までの歴史を振り返り、現在の長生橋の構造や特徴などについて県職員が説明しています。
令和5年度の長岡市立大島小学校での長生橋学習会では、長生橋を愛する会から、会の設立の経緯や活動等について御紹介をいただきました。
令和5年度 長生橋学習会実施一覧
実施日 |
実施校 |
学年 |
10月17日 |
長岡市立大島小学校 |
4年生 |
12月13日 |
長岡市立千手小学校 |
4年生 |
長岡市立大島小学校
長生橋の歴史や見どころなどについて紹介しました
長生橋に関するクイズやこぼれ話を織り交ぜたりしながら説明しました。
長生橋の歴史をとおして、橋や道路の建設が長岡のまちを発展につながってきたことを伝え、初代長生橋をつくった広江椿在門(ひろえちんざえもん)の功績について改めて確認をしてもらいました。
長生橋の特徴的な形について説明をしました
長生橋の特徴であるトラス構造や、とんがった形状の仕組みについて、簡単な模型を用いるなどして、児童のみなさんにわかりやすく説明しました。
長生橋を愛する会から、活動などについてお話をいただきました
講師の渡辺さんの呼びかけに活発に応じながら、みんな興味深く聞いていました。
長生橋を愛する会の設立の経緯などについて、教えてもらいました。
ライトアップや見学会など、長生橋を愛する会の活動について、紹介していただきました。
長岡市立千手小学校
長生橋の歴史や特徴的な形について説明をしました
初代長生橋から、現在の三代目長生橋に至る歴史についてお話をしました。
長生橋の特徴である三角形の理由について、模型を用いて「トラス構造」を分かりやすく説明しました。(青い模型:四角形で組んだものは自重で下がってしまうが、黄色い模型:三角形でトラス構造に組んだものはしっかり張り出している)
説明では、既存の構造(四角形)に手を加えて三角形(トラス構造)をつくることで、強度が増すことを伝えるなど、構造について興味を持ってもらう工夫をしました。
すじかいを入れて補強をした四角形に触れてもらい、構造物の強度の変化を実感してもらいました。
両校とも、児童のみなさんは興味深くお話を聞きながら、熱心にメモを取るなど、意欲を持って学習している様子でした。
今回の学習をきっかけに、長生橋のほかにも土木施設をはじめとする構造物や、土木の仕事について興味を持ってもらえるとうれしいです。
新潟県長岡地域振興局地域整備部では、「みんなの土木教室」と題して、小・中・高等学校、大学など幅広い層を対象に、河川や道路、橋、水害や地震災害、なだれや土砂災害、除雪のほか、土木建設業界の職業講話など様々なテーマで県の土木施設や工事現場の見学といった校外学習の受入や、学校等へ職員が直接出向いて出前講座を行っています。
学校や地域での学習の題材などにご利用ください。
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