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一級河川渋海川は十日町市(旧松之山町)浦田三方岳に源を発し、旧小国町及び越路町を流下して長岡市にて信濃川に合流する、流域面積327.7平方キロメートル、流路延長80.2kmの一級河川です。
昭和53年6月の梅雨前線豪雨では、渋海川が破堤し、広大な宅地や農地が浸水被害に見舞われました(床上浸水196戸、浸水面積1,322ha)。
渋海川の破堤状況(昭和53年6月)
昭和53年6月の豪雨被害を受け、翌年に中小河川改修事業として改修工事に着手しました。
改修延長が11,200mと長く、工事期間、事業費とも多大なものとなるため、3段階の改修計画を策定し、順次改修を進めていきます。
<3段階の改修計画>
段階1 昭和53年洪水の飯塚橋での実績流量を目標とした暫々定計画 (計画流量=800m3/s)
段階2 あふれた水を渋海川に戻したと考えた流量を目標とした暫定計画 (計画流量=1,200m3/s)
段階3 流域面積と雨量から算出した流量を目標とした基本計画 (計画流量=1,600m3/s)
事業区間
平成21年までに、計画流量800m3/sの河道改修が完了し、平成22年以降は、計画流量1,200m3/sを確保するため、川幅を広げ、河道掘削や護岸などの整備を進めています。
平成22年の整備状況
令和2年の整備状況
その他の長岡地域振興局地域整備部の河川・砂防事業の概要については、以下よりご覧になれます。