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中山間地域対策推進係では、中山間地域等の自然的、経済的、社会的条件に恵まれず農業の生産条件が不利な地域において、農業農村の活性化を図ることを目的として、農業生産基盤と農村生活環境等の整備に加え、中山間地域における耕作放棄地対策を総合的に行う事業を実施しています
農業の生産条件等が不利な中山間地域において、ほ場や農業用排水施設などの農業生産基盤の整備と併せて、集落道や集落排水などの農村生活環境基盤等の整備を総合的に実施することにより、中山間地域における農業・農村の活性化を支援します。
「過疎」「山村」「離島」「半島」「特定農山村」の5法指定のいずれかを受けた市町村、又はこれらの地域を含む市町村であって、次の(1)、(2)すべてを満たす地域
型 | 県営 | 団体営 | 採択面積等の取り方 |
---|---|---|---|
一般型 | 60ha以上 | 20ha以上 | 農業生産基盤整備のうち2以上の工種に係る受益面積の合計(農村生活環境整備は必須)(保全管理等事業も可) |
生産基盤型 | 20ha以上 | 10ha以上 | 農業生産基盤整備のうち2以上の工種に係る受益面積の合計(ほ場整備10ha以上を含む) |
ほ場整備 区画の拡大が図られ、生産コストの縮減につながっています
農業集落排水施設整備 防火水槽の設置により初期消火の不安が解消されました
農業法人を核とした魅力あるむらづくりの推進
別俣地区は、柏崎市の市街地から南方に約13km、黒姫山の麓に延びる盆地に約190haの水田が広がる農村地域です。
ここでは、中山間地域総合整備事業(平成21年~28年)を契機に設立された法人と既存の1法人が地域の担い手となり、農地の集積・集約化が進んだことから、効率的な営農が展開されています。
また、事業で区画整理と排水整備を行ったことにより、営農、維持管理作業の軽減が図られるとともに、水田の汎用化によって、枝豆、トウモロコシ、ブロッコリー、キャベツ、ねぎなどの園芸作物の導入が進んでいます。加えて、法人では、地域で収穫した良質米を使い、切り餅の加工や米粉クレープの移動販売など、経営の多角化にも取り組んでおり、一連の経営により法人の販売額も増加しています。
また、別俣地域では、閉校した小学校を活用した「別俣農村工房」と、法人が連携して都市住民との交流活動を行っており、農作業体験や農家レストランに年間1、500人が訪れています。
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