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磯歩きは危険を伴います。スパイクシューズ、またはフェルトスパイクシューズを履く必要があります。また、波にさらわれたり、ヒラマサの強烈な引きで海に引きずり込まれる可能性があるので、ライフジャケットは必須です。今回は使用していませんが、グローブ、ヘルメット、ニープロテクトがあればより安全です。
強清水
今回は、シーズン終盤で北西の風が強いため、風裏となる強清水の地磯で釣りをしました。通称、清水荘下です。比較的足場も良く、初めての磯歩きにも向いています。釣行する前にあまり良い釣果を聞いていないのが気がかりですが…。ポイントの詳細は佐渡フィッシングガイドをご覧ください。
今回使用したタックル(※1)です。時期的にあまり大物が出ないことや、ヒラマサが食べる餌(ベイト)が10cm程度のイワシであると考え、比較的ライトなタックルを用意しました。
※1 タックルはロッド(釣り竿)やリール、仕掛けなど、魚を釣る道具全般のこと。
いざ釣り開始!
まずは水面をを攻めますが反応なし。ルアーを変更し水面直下を狙いますが、これも反応なし…。
何だか雲行きが怪しいです。 さらにルアーを変更し底を探ります。しかし、投げども投げども反応はありません。海の状況を見てみると、潮は流れていないし、餌になる魚(ベイト)の気配もありません。
2時間程投げ続けたでしょうか。日頃から鍛えていない中年には苦行です。心折れかけたその時にひと筋の光明が!100m程沖にわずかな潮目ができたのです。すかさずルアーを遠投すると…
待望のヒットです!約40cmのイナダでした。
夢の20kgには遠く及びませんが、釣果ゼロを覚悟していた渋い状況で価値ある1本です。
結局2人で3時間釣りをして、釣れたのはイナダ1本だけでした。ロックショアフイッシングは釣果ゼロが当たり前の釣りなのですが、状況変化を捉え、考えて釣り上げる過程が味わえた今回の釣行は本当に楽しかったです。
釣ったイナダは持ち帰り刺身でいただきました。冬のイナダは適度に脂がのり美味しいです。 釣り自体も楽しいですが、釣った魚を食べることができるのも魅力の一つです。