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主要地方道住吉上館線は、新発田市の中心市街地を囲む大外環状を成しており、豊浦、五十公野、川東、加治地域を結ぶ幹線道路です。
当該路線の北蓑口から西蓑口地内の区間は車道幅員が狭いため、車両同士のすれ違いがしづらく、また、歩道が未整備で通学する児童の安全が確保されていない状況です。
このため、幹線道路としての車両の円滑な通行を確保し、歩行者が安全に利用できるよう、道路の拡幅、歩道の設置及びバイパスの整備を行っています。
・延長:1194m
・幅員
車線:3×2m
歩道:2.5m(片側、現道拡幅部分)
・事業着手:平成24年度
・事業完了予定:令和8年度
・総事業費:926百万円
本工区は経済産業省の「電源立地地域対策交付金」及び
「石油貯蔵施設立地地域対策交付金」を活用して整備しています。
・道路改良工事 L=400m
・橋台工事 N=1基
現道拡幅部(北蓑口地内)の整備状況
車両の通行がスムーズになり歩行者が安全に通れるようになりました。
なお、センターラインは、この先のバイパス区間整備完了後に引きます。
(それまでは路肩が広い状態)
(整備前)
バイパス部(北蓑口地内)の整備状況
これから橋梁工事の工事用道路として使用します。
右岸側(A1)橋台工事着手前
写真奥が北蓑口側(右岸)
手前が西蓑口側(左岸)
その間を流れる一級河川太田川を渡河する橋を建設します。
なお、写真中央から左奥方向に見えるのが、これまでに工事したバイパス部分です。
右岸側(A1)橋台 埋戻し前
橋台の躯体が完成し、これから周囲を埋め戻して土留め鋼矢板を引き抜きます。
右岸側(A1)橋台 埋戻し完了
バイパス起点側(北蓑口側)から望む
左岸側(A2)橋台工事 施工状況
基礎杭(場所打ち杭)を施工中
バイパス終点側(西蓑口側)から望む
バイパス終点側(西蓑口側)から望む
左岸側(A2)橋台工事 施工状況
仮設土留め鋼矢板を打ち込み、その中の掘削(床掘)が完了
この中で橋台躯体コンクリートを施工します。
太田川上流側から望む
バイパス終点側(西蓑口側)から望む
左岸側(A2)橋台工事 施工状況
橋台躯体を施工中
コンクリートの保温養生のため周りを覆っています。(雪寒仮囲い)
太田川上流側から望む
なお、橋梁上部工は来年度(R7年度)に施工予定です。