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○開催概要
※イベントは終了しました
日時:令和8年5月23日(土曜日)13時00分~16時30分(開場12時30分)
会場:江南区文化会館 音楽演劇ホール(新潟市江南区茅野山3丁目1番14号)
プログラム:基調講演「地域のみかた、文化的景観の取組」
講師 惠谷 浩子 氏(奈良文化財研究所景観研究室 室長)
パネルディスカッション「砂丘地景観・農村景観・文化的景観の魅力と可能性」
コーディネーター
渡邉 誠介 氏(長岡造形大学造形学部 教授)
コメンテーター
惠谷 浩子 氏(基調講演講師)
パネリスト
溝渕 博彦 氏(株式会社AREA 代表取締役)
春日 俊雄 氏(新潟産業大学経済学部 客員講師・付属柏崎研究所 主席研究員)
上山 寛 氏(一級建築士事務所上山寛アトリエ 代表/かめだ学会 代表)
○当日の様子
基調講演では、奈良文化財研究所景観研究室の惠谷浩子室長から『地域のみかた、文化的景観の取組』と題してご講演いただきました。講演では、全国の事例を基に、文化的景観の選定、保全及び活用に向けた考え方等についてご紹介いただきました。また、「文化的景観」というと分かりやすい象徴的な景観が求められがちですが、「その地域ならではの価値は何か」を見極め、持続可能性の観点から「本当に守り続けていけるのか」を十分に検討した上で選定することが重要であるとの説明がありました。
<基調講演の様子>
パネルディスカッションでは、溝渕様、春日様、上山様の3名のパネリストから自身の活動内容について紹介していただいた後、「砂丘地景観・農村景観・文化的景観の魅力と可能性」をテーマに意見交換を行っていただきました。
溝渕様からは、「地域にあるものを地域の人が語れる形をつくる(景観は保存だけでなく、語ることで受け継がれる)」という考え方のもと、これまでの取組事例についてご紹介いただきました。今後の景観のあり方として、「残すもの、変えるものを明確化する必要がある」とのお話が大変印象的でした。
春日様からは、「暮らし×交流×景観×経済」というキーワードのもと、これまでの取組事例についてご紹介いただきました。景観(空間)とは、地域の歴史や文化の積み重ねを表す「時層」であるとともに、そこで暮らす人々の知恵や営みが蓄積された「知層」でもあるとのお話が大変印象的でした。
上山様からは、亀田郷地域における地形の成り立ち、そして課題と今後の可能性についてご紹介いただきました。亀田郷における干拓事業は日本を代表するものであり、「厳しい自然の中で、先人が切り開いた足跡が今も息づいている貴重な地域である」とのお話が大変印象的でした。
<パネルディスカッションの様子>
最後に、県内で活動しているまちづくり団体から、まちなみづくりの取組状況を報告していただきました。
<まちなみづくりの取組報告の様子>
本フォーラムを通じて、それぞれの地域が有する景観の魅力や価値を再認識していただくとともに、県内各地における良好な景観形成の推進につながることを期待しています。