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県内の救急医療体制は、傷病者の症状に応じて、初期・第二次・第三次救急医療機関に区分して対応されています。
近年、緊急を要しないような症状にもかかわらず、「夜間の方が空いているから」「昼間は仕事があるから」などの理由で、休日や夜間に病院の救急外来を受診したり、救急車をタクシーのように呼ぶケース等も見られ、社会問題になっています。
救急医療が必要でない方まで救急外来を受診したり、救急車を呼んだりすると、命にかかわるような重篤患者への対応が遅れてしまうおそれがあります。また、関係スタッフが疲弊し、地域の救急医療体制が維持できなくなるおそれもあります。
これからも引き続き、身近な地域において、安全・安心な救急医療を提供していくためには、医療機関の適切な利用について、皆さんのご理解とご協力が不可欠です。
かかりつけ医とは、「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」(日本医師会等の定義)です。
生活の様子を含めた患者の状態を知っているかかりつけ医を持つことで、普段から適切な診療や保健指導を受けることができ、かかりつけ医の専門を超えるような場合には、他の医師や医療機関へ紹介してもらえます。
・AI救急相談アプリ~LINEで気軽に救急相談~
・救急医療相談電話♯7119
・小児救急医療相談電話♯8000
<外部リンク>
魚沼市では、休日の救急に対応するため、市立小出病院内に休日救急診療室を設置しています。なお、受診するときは電話で症状を伝え、指示に従ってください。
・魚沼市休日救急診療室<外部リンク> (電話 025-792-2111)
受付時間は、日曜、祝日、12月29日~1月3日の午前9時から12時まで、午後1時から4時までです。
また、魚沼市民を対象に、「うおぬま健康ダイヤル24」を実施しています。
24時間年中無休、通話料・相談料無料の事業で、育児、健康、医療、介護の相談に応じます。
・うおぬま健康ダイヤル24<外部リンク> (0120-656-680 フリーダイヤル)
消防庁が作成した全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)は、スマートフォンやパソコンから利用でき、該当する症状及び症候を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。 また、医療機関の検索(厚生労働省の「医療情報ネット」にリンク)や受診手段の検索(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の「全国タクシーガイド」にリンク)もできます。
・全国版救急受診アプリ (愛称「Q助」)<外部リンク>
緊急だと思ったら、ためらわずに救急外来への受診や119番通報をしてください。
症状は軽微だが、医療機関までの交通手段がないといった場合は、タクシ-などを利用してください。
意識がないとき、呼吸困難であるとき、胸が痛いとき、激しく頭が痛いときなどには、迷わず119番に通報し、救急車を要請してください。
魚沼圏域(魚沼市、南魚沼市、十日町市、湯沢町、津南町)では、「うおぬま・米ねっと」を作り運営しています。これは「うおぬま・米ねっと」を利用する患者の診療情報を、「うおぬま・米ねっと」に加入している地域の医師や医療機関等で共有するためのネットワークシステムです。
これまでどんな薬を服用していたか、受けた検査や画像データ等の診療情報を共有できるため、病院の救急外来を受診したり、救急搬送された時でも、必要な情報を共有でき、適切な診療を受けることができます。
「うおぬま・米ねっと」はこちらから<外部リンク>
【地域医療政策課】安心して救急医療を受診するために ~県からのお願い~
【厚生労働省】上手な医療のかかり方.jp<外部リンク>