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楽しみながら健康長寿に!~新発田市「シニアのeスポーツ体験」~1(新潟の未来図鑑withデジタル)
新発田市健康長寿アクティブ交流センター事業係 係長 奥村 正弘さん
新発田市健康長寿アクティブ交流センター事業係 主任 円山 理絵さん
インタビュアー 新潟県 知事政策局 参与(デジタル改革担当) 佐藤 久信
シニアの生きがいづくりの一環として、新発田市が敬和学園大学の学生にも協力してもらいながら取り組んでいるシニアの「eスポーツ体験」。実際にどんな取組でどんな効果があったのかお聞きしました。
みんな楽しく!
佐藤 新発田市でシニアのeスポーツを始めたきっかけはどんなことですか?
円山 新発田市のシニアの社会参加と生きがいづくりの事業である「社会参加応援事業」の一つとして始まりました。この事業は令和4年度から始まったのですが、eスポーツ体験と農業・園芸体験の二つの取組を行っています。事業推進に当たり、新発田市老人クラブ連合会を本部として関係団体が集まった「新発田市健康長寿アクティブシニア推進事業実行委員会」が立ち上がりました。
佐藤 実行委員会を立ち上げてスタートしたということですが、eスポーツ体験は具体的にどういった活動になるのですか?
円山 実はこの事業は令和4年度から令和6年度までの3年の事業になっていまして、1年目の令和4年度は、周知と言いますか、こんなものがあるんですよということで体験会を10日間開催しました。体験会では、敬和学園大学の学生の皆さんにお手伝いいただいて、参加者とペアになって、ぷよぷよの操作方法を教えたり、会話を楽しんだりしてもらいました。2年目はコミュニティセンターや公民館などに出張する形の体験会を7回開催しました。さらに、参加者からの大学に行ってみたいとの声を受けて、敬和学園大学でKeiwaふれあいバラエティ2023の一角にeスポーツ体験会のコーナーを設けてもらい、シニアと学生のふれあいの場として盛り上がりました。3年目の今年は、事業の集大成として大会を開催しようということで、体験会を3回開催し、先日10月24日に「ふれあいバラエティ ぷよぷよeスポーツ大会」を開催しました。