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地域をつないで走ります🚌~弥彦村「自動運転バス」~4(新潟の未来図鑑withデジタル)
新たな観光の形を目指して
佐藤 ルートの話もありましたが、今後の展望や予定についてはどうですか?
宇野 今年度、夏くらいの予定ですが、1台車両を追加して新たに観光用ルートの運行を計画しています。実は、弥彦村を訪れる観光客の方の大半が車で来られているということで、いかに公共交通機関を利用して村を訪れてもらうかも課題の一つとなっています。そこで、弥彦駅から弥彦神社、弥彦競輪場を回って弥彦駅に戻ってくる周遊ルートを考えていますが、自動運転バスで村の観光地を巡るという新しい観光ルートを作れたらと思っています。車がなくても観光できるルートを提供することで、車のときは諦めていた方にも弥彦のおいしいお酒も楽しんでもらうことができるようになると考えています。新しい弥彦の楽しみ方も提案できたらと思います。
佐藤 新しい楽しみ方いいですね。先ほど弥彦駅を見てきましたが、桜の時期などは非常に良い撮影スポットだと思いました。
宇野 はい、ぜひ桜の季節の弥彦駅を見てもらいたいです。車でなくても弥彦村を観光できますという形を作って、将来的には東日本旅客鉄道株式会社とも協力できたらと思っています。 佐藤 公共交通の在り方の一つとして他の地域にも取組を知ってもらい、課題解決の一助になるといいですね。本日はありがとうございました。
令和6年5月31日インタビュー
※所属、役職等はインタビュー時現在です。
企画・制作:新潟県知事政策局ICT推進課
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