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令和5年7月21日(金曜日)に、国の文化審議会(会長 佐藤 信)が開催され、佐渡市の「佐渡西三川の砂金山由来の農山村景観(平成23年9月21日選定)」に西三川川上流域に広がる導水路とその周辺を重要文化的景観に追加選定するよう、文部科学大臣に答申が出されました。
追加選定は、答申後に行われる官報告示をもって正式決定となります。
【重要文化的景観】追加選定
(名 称)佐渡西三川の砂金山由来の農山村景観
(さどにしみかわのさきんざんゆらいののうさんそんけいかん)
(所在地)佐渡市
【概要】
佐渡島の南西部、真野湾(まのわん)に注ぐ西三川川(にしみかわがわ)流域には堆積砂金鉱床が広く分布し、中流域には平安時代に遡る佐渡最古の金山として知られる西三川砂金山があります。17世紀以降、水流で洗い流して砂金を採取する「大流し」と呼ばれる大規模な砂金採掘が行われ、閉山後も農業に利用され、貴重な景観を残しています。今回、西三川川上流域に広がる導水路跡とその周辺が追加選定されます。
笹川集落とその周辺の農地(提供:佐渡市観光振興部世界遺産推進課)