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農業をベースに多様な人材による多様な働き方の仕組みづくりに向け、集落の伴走型支援を行える人材を育成するため、7月16日(木曜日)に新潟市内で連続講座の第1回を開催し、市町村や農業関係団体、地域振興局の職員のほか、集落支援員など地域の支援に携わる方46名が参加しました。
本研修では、地域振興局ごとに支援を行う重点地区を設定し、連続講座で学んだ手法を地区の支援に実際に反映させることで、ノウハウの習得を図ることとしています。
午前の部の講義では、一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所の藤山所長を講師に、農業就業人口や地域人口について、現状の把握に加え、研究所独自の将来予測シミュレーションの活用方法や人口の安定化に必要な人材確保の考え方について講義いただきました。
また、新たな人材の確保に向けた地域の現状把握の手法として、地域の団体・施設やそれらのつながりを「地元関係図」として整理し、天気図の形で地域の強み・弱みを集約する手法を紹介いただきました。
午後の部では、重点地区ごとにグループに別れ、事前に実施した地区ごとの人口シミュレーションを活用し、人口安定化に向けたシナリオの作成を演習しました。
加えて、重点地区における「地元関係図」の作成を支援するため、支援する側の立場として、実際に「地元関係図」の作成を行いました。
第2回講座は、10月16日(金曜日)に開催する予定です。