両津港のにぎわい拠点形成に関するサウンディング型市場調査の結果概要
サウンディング実施の経緯
新潟県では、両津港南埠頭が抱える岸壁や南埠頭ビルの老朽化、駐車場や防災拠点機能の不足といった課題を解決するため、令和2年2月に新たな埠頭用地を港湾計画に位置付けました。
また令和2年6月より、行政と民間企業等による「両津港南埠頭を核とする持続可能なにぎわい拠点形成検討会」を設置し、佐渡島の玄関口である両津港南埠頭の賑わい創出に繋がる、将来の姿について検討を行い、駐車場問題等を解決するための交通広場レイアウト(案)を作成しました。
官民が連携して両津港南埠頭を核とした魅力ある賑わいの創出を図ることを目的に、新たな埠頭用地を活用した民間事業者の皆様による一部ターミナル機能を含む商業系ビル建設事業についてアイデアを広くお聞きする「サウンディング型市場調査」を実施しました。
サウンディングの実施スケジュール
令和4年1月17日 ~ 令和4年2月10日 サウンディング参加申込期間
令和4年2月17日 ~ 令和4年2月24日 サウンディングの実施
令和4年11月 8日 結果概要の公表
サウンディングの参加者
個別対話参加者 4団体
サウンディング結果の概要
対話の対象項目
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対話概要
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提案する事業の概要
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・ビジネスホテル
・リゾートマンション(賃貸)
・上記に付随する商業施設、イベント広場、体験型施設、展望フロア、立体駐車場 等
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にぎわい創出のアイデア
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・観光客だけでなく、市民にとっても利用しやすい施設とする。
・佐渡ならではのストーリー性のある商品を提供する。
・周辺施設やアクセス道路を連携して整備する。 等
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事業主体・実施体制
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・SPC(特別目的会社)の設立。
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公募条件への意見
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・希望する事業期間は、20年(2団体)、40~50年(1団体)、未検討(1団体)。
・県内企業が参画しやすい公募条件を希望。
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行政への意見
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・引き続き情報共有を希望。
・建設費への補助または借地料の軽減措置を希望。
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ウンディング結果を踏まえた今後の方針
今回の「サウンディング型市場調査」では、4団体からの提案・意見がありました。
県では今回の対話を通じ、商業系ビルのニーズが市場にあることを確認いたしました。
今後、本調査の結果を踏まえて、提案の実現に向けた課題を整理し、対応を検討していきます。
<参考>
募集・実施要領
<外部リンク>
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