【三条】「ブランド枝豆＋イカ＝ご当地グルメ!?」　やひこ娘イカメンチ

印刷文字を大きくして印刷ページ番号：0635359 更新日：2024年1月29日更新

今年は雪が少ない暖冬ですが、寒がりの私には厳しい寒さが堪えます。
あぁ、暑くて大変だった夏が、今では恋しいです…笑

というわけで、今回の『揚げ物を探る』では、夏を思い出させる“あの食材”が入った、弥彦村のご当地グルメ『やひこ娘イカメンチ』を探ってきました！

具材ごろごろ肉汁じゅわぁ～枝豆がいいアクセント　あつあつ『やひこ娘イカメンチ』

弥彦村のなんでも屋さん「よろずや狩谷」

JR弥彦駅から弥彦神社へ向かって参宮通りを10分ほど歩いてみたところ、住宅街の一角に目的のお店を見つけました。今回、お邪魔したのは「よろずや狩谷」さん。“よろずや”という名前だけあって、生鮮食品から日用品まで様々な商品を扱っています。

よろずや狩谷
歴史を感じる店構え、そこに堂々とアピールされた『やひこ娘イカメンチ』の文字！
思わず光り輝いて見えます！（写真がぼけてしまいすみません）

枝豆とイカのイラスト
お店の横に回ると、かわいらしい“イカ”と緑色の“あの食材”が．．．！！

お店に入ってみると、優しい笑顔でご主人が出迎えてくださいました。

“イカ”と“枝豆”が織りなすハーモニー♪

「よろずや狩谷」さんの名物商品『やひこ娘イカメンチ』には、イカと枝豆が入っており、その枝豆は地元弥彦村で採れたブランド枝豆である「弥彦むすめ」が使われているとのことです！
ちなみに、「ブランド枝豆は、弥彦が漢字で、娘がひらがな」。一方で、「イカメンチは、弥彦がひらがなで、娘が漢字」になっているんですよ。この違いに気づきましたか？

揚げているところ
イカメンチを注文したら、その場で揚げてくれました。
揚げたてのイカメンチは、冬の寒さに負けないほどアツアツ！

揚げたてのイカメンチ
食べ歩きしやすいようにと、小さな紙で挟んで渡してくれました。
ご主人のお気遣いがありがたい。本当にアツアツでした。

やけどに気をつけながら、さっそく一口いただきます！
かじりついた途端、肉汁がじゅわぁ～っと口の中に流れ込んで、かむごとにイカや枝豆の甘みや風味が口の中に広がります！いろんな旨みが押し寄せてきて、すごく美味しい！

イカと枝豆は味だけでなく食感も楽しく、あっという間に食べてしまいました…笑

“「弥彦むすめ」の美味しさを伝えたい” その想いが詰まったイカメンチ

皿に盛りつけたイカメンチ
弥彦村飲食店組合で共同開発した『やひこ娘イカメンチ』

10年にわたる人気を誇る『やひこ娘イカメンチ』について、ご主人にお話を伺いました。平成26年に弥彦村で開催された「国際ご当地グルメグランプリ」に際して、弥彦村のブランド枝豆「弥彦むすめ」を使ったお惣菜を作ろうということで、弥彦村飲食店組合で共同開発され、組合員であった狩谷さんが代表して生産販売することになったとのこと。

「国際ご当地グルメグランプリ」1位！納得の美味しさでした！

「ご当地グルメグランプリ」の1位に輝き、その後も『やひこ娘イカメンチ』は、地元住民だけでなく、弥彦村への観光客の方々にも人気となり、弥彦菊まつりなどのイベントがある時期には、1日に数百個売れる名物商品となったそうです。（イベント時期はお昼前後に売り切れてしまうこともあるので、お気を付けください！）

よろずや狩谷のご主人
戦前から続く「よろずや狩谷」の3代目ご主人が対応してくださいました。
お忙しい中、取材させていただきありがとうございました！