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六日町断層帯
六日町断層帯(地震調査研究推進本部:平成21年12月18日公表評価より)
断層帯の位置と形態について
六日町断層帯は、魚沼市から南魚沼市を経て南魚沼郡湯沢町にかけて北北東-南南西方向に延びており、約52キロメートルの長さを有しています。
六日町断層帯は過去の活動時期の違いから、魚沼市から南魚沼市浦佐付近に至る六日町断層帯北部と、南魚沼市浦佐付近から南魚沼郡湯沢町に至る六日町断層帯南部に区分されます。
資料:地震調査研究推進本部より提供
この活断層帯の過去の活動について
六日町断層帯北部の最新の活動時期は、2つのケースが推定されています。
一つめのケースでは、約4,900年前以後~16世紀以前に活動したと推定されています。
二つめのケースでは、2004年の中越地震であると推定されています。
六日町断層帯南部の最新活動時期は、約2,900年前以後~約2,000年前以前と推定されています。
この活断層帯の活動周期
六日町断層北部の活動周期は、上記の2つのケースに従い推定されています。
一つめのケースでは、約3,200~7,600年、二つめのケースでは約3,200~4,000年もしくはそれ以下と推定されています。
六日町断層南部の活動周期は、約6,200~7,200年と推定されています。
この活断層帯の将来の活動について
六日町断層帯北部が活動した場合はマグニチュード7.1程度、六日町断層帯南部が活動した場合はマグニチュード7.3程度、断層帯全体が1つの区間として同時に活動した場合はマグニチュード7.7程度の地震が発生するおそれがあります。
また、今後30年の間に地震が発生する確率は、六日町断層帯北部の一つめのケースでは0.4~0.9%、二つめのケースではほぼ0%、六日町断層帯南部でほぼ0~0.01%、断層帯全体が1つの区間として同時に活動する確率はこれらを超えない、と推定されています。
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