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期間:令和3年9月25日(土曜日)~10月24日(日曜日) 月曜休館
場所:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里 2階ロビー
開館時間中自由にご覧いただけます。
小中学生が一所懸命に描いた素晴らしい作品をご覧ください。
展示のようす:小学校の部
展示のようす:中学校の部
令和4年度愛鳥週間用ポスター原画を県内の愛鳥モデル校の児童生徒から募集し、その制作過程を通じて教育現場における野生鳥獣保護思想の高揚を図ると共に、作品の展示を通じて県民への普及啓発に努めることを目的に開催しました。
今年度は小学校から163点(7校)、中学校から119点(22校)合計282点の応募がありました。たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
主催:新潟県
後援:新潟県教育委員会、新潟県野鳥愛護会、日本野鳥の会新潟県
審査会期日:令和3年9月8日(水曜日)
会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
講評
色合いがうまく、胸の黒から薄い茶色のぼかしはテクニックがある。やさしげな目も良い。大きく描いていることもよかった。地味な鳥を題材にしているが、とてもよく描けている。
講評
鳥が生きる豊かな森林の雰囲気が描かれている。2羽のキビタキが空に向かって自然の大切さを訴えているような感じに見える。もう少し翼を大きく描くとゆったり見えるのでもっとよくなったと思う。文字はすっきりしていて、ポスターとして良い。
講評
色の使い方が丁寧で、はっきりしっかり塗っているので、絵が力強く感じる。鳥が細かく描かれている。空の色が夕焼けのような色でおもしろく、ユーモラスな雰囲気を感じる。
講評
流れの中に佇んでいるハクセキレイが調和よく描けている。自分たちの町の何気ない自然、身近な鳥を題材にしているのが良い。文字をもっと濃く書くとさらによかった。
講評
トキの顔を強調して、迫力がよく出ている。白い色もよく表現して塗っていて力強さを感じる。色使いをうまく組み合わせて主張していて、ポスターとして良い。
講評
ツバメ、アオサギ、カルガモを遠近感を使って描いている。身近な鳥を描いていて、テーマの選び方が上手。鳥がとても上手く描けている。空が青く、文字が赤く、すっきりして見える。
講評
鳥の親子の目線が良く、ヒナが卵から出てくるのを見ている親鳥の目線も良い。描写力があり、鳥の特徴をよく押さえている。チドリの生態と習性を克明に表現している。鳥への愛情が出ている。
講評
フクロウが生息している環境をよく表現している。ヒナの羽毛のやわらかい質感がうまく描けている。後ろのひなが翼を広げてえさをねだっているようで、動きがある。文字も浮き出るように縁取りがあって良い。
講評
鳥の特徴をよくとらえて描いている。バックの描き方も見事で、文字も美しい。愛鳥週間ポスターに良い鳥の題材を選んでいる。構図もポスターとしておもしろい。
講評
林に光が入ることで、いきいきとした鳥がいる環境が表現されていて良い。オオルリは繁殖期に目立つところに出てさえずるので、光が良い効果を出している。文字の背景をもう少し工夫するともっとよかった。
講評
やさしい色合いでやさしげなライチョウが描かれている。季節の移り変わりを取り入れて、ライチョウの羽色の移り変わりを描いている。冬のライチョウの目立たない様子がよく表現されている。希少鳥種として愛鳥週間を結び付けている。文字の色がもっと濃いと良かった。
講評
鳥がよく描けている。シマエナガのかわいらしい顔が表現されている。枝や桜もきれいで、文字もしっかりしていて良い。桜と夜景の組み合わせがユニークな作品。
賞 | 小学校の部 | 中学校の部 |
---|---|---|
金賞 | 燕市立分水北小学校5年 金丸 杏奈 | 新潟市立上山中学校3年 植木 陽菜 |
銀賞 | 南魚沼市立上田小学校5年 石井 真都 | 新潟市立上山中学校3年 河田 彩芭 |
新潟市立紫竹山小学校3年 後藤 かずき | 新潟市立大江山中学校2年 本間 心菜 | |
銅賞 | 胎内市立中条小学校5年 先川 杏那 | 長岡市立南中学校2年 碓氷 統子 |
新潟市立紫竹山小学校4年 和田 光希 | 新潟市立大江山中学校2年 山崎 ひより | |
新潟市立紫竹山小学校5年 滝澤 涼 | 新潟市立大江山中学校3年 町田 萌々花 | |
佳作 | 胎内市立中条小学校5年 中澤 桜 | 魚沼市立小出中学校3年 熊谷 みなみ |
胎内市立中条小学校5年 池田 殊理 | 上越市立大島中学校3年 飯田 圭 | |
胎内市立中条小学校5年 塚野 乙華 | 新潟市立上山中学校2年 佐藤 可奈 | |
新発田市立藤塚小学校3年 本間 伊織 | 新潟市立鳥屋野中学校3年 大島 桜子 | |
阿賀野市立水原小学校2年 吉川 恒汰 | 新潟市立大江山中学校3年 長谷川 葵 | |
阿賀野市立水原小学校5年 遠藤 凪紗 | 新潟市立大江山中学校3年 五十嵐 佳奈芽 | |
燕市立分水北小学校5年 小川 瑠夏 | ||
燕市立分水北小学校5年 本田 琴 | ||
南魚沼市立上田小学校5年 駒形 紗耶 | ||
南魚沼市立上田小学校5年 山田 葉月 | ||
津南町立芦ヶ崎小学校1年 関沢 菜那 | ||
新潟市立紫竹山小学校3年 岡澤 穂佳 | ||
新潟市立紫竹山小学校4年 田中 ことは |
全体の講評は以下のとおりでした。
全体に、色々なテーマの鳥を選んで、身近な鳥を題材にしたものが多かった。小学校低学年はおもしろい絵が多くて良かった。
中学校の部は広く応募してもらう形にしたことによって新たに参加した学校からの入賞も出ており、流れが変わってきてよかったと思う。
皆さんよく頑張って描いている。
鳥をよく観察し、体つきやくちばしの形など細かいところをよく見てほしい。鳥の形のバランスが良くなると絵がさらに良くなる。また、文字を入れる位置や色などは難しいが、文字をしっかり書くことでポスターとしてより良くなる。
なお、県大会の入選作品については、令和2年9月25日(土曜日)から10月24日(日曜日)まで、また、令和3年度の愛鳥週間に合わせて春にも当センター2階ロビーにて展示する予定です。また、入賞作品のうち、金賞・銀賞の作品は全国大会に応募し、そこで最優秀作品に選ばれると令和4年度愛鳥週間用ポスターとして印刷され、全国に配布されます。当センターとしても上位入賞を期待しています。