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令和7年度愛鳥ブログ 職員が日々の情報をお知らせします

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0738113 更新日:2025年12月5日更新

2025年12月5日

赤トンボの画像
赤トンボ、まだいました!

12月なのにけっこう暖かいなと思っていたら、一転、急に寒くなり、雪が降りました。愛鳥センターの周りもうっすらと白くなりました。

写真は雪が降る前に観察池の近くで撮ったトンボです。
この時期でもまだ生き残っているんだなと驚きました。
気温が低いためか動きは鈍く、近付いても逃げませんでした。
昆虫の越冬態は種によって様々ですが、アカネの仲間のトンボは卵で越冬するようです。
観察池の中で、たくさんのトンボの卵が越冬しているんでしょうね。
(S)

以下、11月21日から11月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
マガモ、キジ、キジバト、アオサギ、オオタカ、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、オナガ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、ウソ、ホオジロ、カシラダカ

【お知らせ】
・12月7日(日曜日)の弁天潟探鳥会は定員にまだ空きがあります。ハクチョウなど水鳥を中心に観察します。ご興味のある方、お申し込みをお待ちしております。

・野鳥写真展の作品を募集中です。令和8年1月5日必着です。応募条件など詳しくは令和7年度野鳥写真展作品募集のお知らせをご覧ください。

2025年12月3日

 いよいよ新潟は雪の季節がやって来ます。

野生の鳥や獣たちは、冬を乗り切るための脂肪を十分蓄えられたでしょうか。
(今年はブナの実が凶作なので熊は大変そうですが)
 当センターの敷地内でも、あちらこちらで地面の盛り上がりが見られます。
モグラたちが活発に採餌しているようです。
モグラのトンネル
あまり派手に掘らないでくださいね。
 当センターの観察池の様子です。
水面を覆っていたヒシもすっかり枯れて無くなり、寒々しい景色となりました。

観察池
 雪が降る前に私たちも色々な冬支度を急がなければなりませんね。(A)

2025年11月26日

カラスの画像
ねぐらへ飛んで行くカラス類

夕方になると、ねぐらへ向かうカラスが次々と飛んで行きます。薄暗い中で遠くを飛んでいる姿はほとんど同じに見えますが、声を聞くと何種類か混じっています。

「カーカー」と聞こえる声はハシブトガラスです。
「ガーガー」と聞こえる声には、ハシボソガラスとミヤマガラスがいます。よく聞くと、少し声質が違います。
ミヤマガラスは冬鳥で、毎年秋になると渡ってきて、場所によっては大きな群れが見られます。そこにコクマルガラスも加わっていることもあります。
カラスの群れを見かけたら、何種類いるか観察してみてください。
(S)

以下、11月11日から11月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
コハクチョウ、キジ、キジバト、ダイサギ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、スズメ、シメ、ウソ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ

2025年11月16日

鳥の骨の画像
鳥の上腕骨

骨の中の画像
骨の中の柱状の構造が見えます

駐車場で鳥の骨を拾いました。
何かに食べられたのか、とてもきれいに白骨化していました。

少し大きめの鳥の上腕骨です。

端が折れていたので中を覗いてみました。
鳥の骨は中が中空になっていますが、強度を保つために柱状の構造があります。
この構造のおかげで鳥は軽くても頑丈な骨で飛ぶことができるんですね。

※注意※
昨日、紫雲寺記念公園の中でもクマが目撃されました。
散策路などには入らないようにし、公園に来られる場合は周囲に十分に気をつけて行動してください。

【お知らせ】
11月22日(土曜日)に開催予定の愛鳥講演会はまだ定員に空きがあります。
トキ、ヤンバルクイナ、アホウドリなどの希少種の保護に長く携わってこられた山階鳥類研究所の尾崎様より、貴重なお話をたくさんしていただける予定です。お申し込みをお待ちしております!
(S)

2025年11月11日

環境フェスティバルの画像
レルヒさんも来てくれました!

11月9日(日曜日)に新潟駅で「にいがた環境フェスティバル2025」が開催され、ブースを出展してきました。
愛鳥センターのブースにもたくさんの方が来てくれました。
レルヒさんも遊びに来ましたよ。手に持っているのは、触れる標本のトキの羽根です。

鳥の羽根のしおり作りは、ヤマドリ、ヤマシギ、アオゲラ、トラツグミの羽根を用意しました。それぞれお気に入りの羽根を選んで、素敵なしおりができました。
触れる標本は、鳥のふわふわの感触や足の爪の鋭さに驚いたり感動したりしてもらえて、野鳥に興味を深めてもらえたのではないかと思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
(S)

以下、11月1日から11月11日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
コハクチョウ、キジ、キジバト、アオバト、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、キクイタダキ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、シメ、ベニマシコ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ

※注意※
紫雲寺記念公園の周辺地域で11月10日にクマの目撃情報がありました。公園内を歩く際は、音が出るものを持って歩く、動物のにおいがしたり、藪からガサガサと音がする場合はすぐにその場から離れるなど、十分に注意してください。
新潟県内のクマに関する情報は鳥獣被害対策支援センターのページでご覧ください。

2025年11月7日

栞の画像

愛鳥センターは当面の間臨時休館が続きますが、この週末11月9日(日曜日)に新潟駅で開催される「にいがた環境フェスティバル2025」にブースを出展します。
愛鳥センターのブースは、万代口の方のガタリウムにあります。

今年も鳥の羽根を使ったしおり作りをします。好きな羽根を選んで、羽根のしおりを作って持ち帰れます!
触れる標本もあります。鳥の翼や足の形を観察したり、感触を体感してみてください。

他にも環境に関する様々なブース出展や、工作、体験、ステージイベントなど、盛りだくさんのようです。
時間は10時~16時です。
ぜひ遊びに来てください。
(S)

2025年11月5日

門の画像

県内で鳥インフルエンザが発生し、愛鳥センターが野鳥監視重点区域内に入ったことにより、対策のため、本日より臨時休館となりました。再開については、ホームページにてお知らせします。

飼育舎、管理棟(展示施設)両方とも休館しています。
敷地内への立ち入りもできません。
駐車場に停まっている車は、職員または関係する業者の車です。一般の方は入ることができません。

傷病鳥獣の収容も停止しています。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。

11月22日に開催予定の愛鳥講演会は、会場が愛鳥センターではないため、予定通り行います。

この時期は、水辺でのバードウォッチングをする機会も増えると思います。知らないうちに水鳥のふんを踏んでしまうこともあるかもしれません。バードウォッチャーの皆さんがウイルスの運び屋になってしまわないよう、探鳥地をできるだけはしごしない、探鳥地から直接鳥や動物の飼育施設へ行かない、靴や車のタイヤの洗浄や消毒をするなど、一人ひとりができることをしていただけたらと思います。

尚、バードウォッチングで遠くから鳥を観察するだけで感染することはありません。
(S)

2025年11月2日

カシラダカの画像
カシラダカ

探鳥路にカシラダカの群れが来ています。「チッ、チッ」とたくさん鳴き声が聞こえます。
カシラダカは世界的に数が減っている鳥で、日本への渡来数も過去と比べてかなり減少していますが、毎年姿を確認できるとホッとします。

カシラダカの名前だけ聞いて、タカの仲間?と聞かれることがたまにありますが、漢字で書くと「頭高」。頭頂の羽を逆立てることから名前が付いています。
頭の羽を寝せているときと立てているときがあります。見つけたら頭に注目してみてください。

11月に入り、冬季特別展「知ってるようで知らない身近な鳥のこと」が始まりました。12月~3月のイベントの申込み受付けも開始しました。
11月22日(土曜日)の愛鳥講演会も申込み受付中です。
ご参加をお待ちしております!
(S)

以下、10月21日から10月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、キジバト、アオサギ、オオタカ、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、クロツグミ、マミチャジナイ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、アトリ、シメ、ベニマシコ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ

2025年10月29日

ミゾソバの画像
ミゾソバの草やぶ

探鳥路の池の周辺にはミゾソバがたくさん生えて草やぶになっています。
この中からアオジの声がたくさん聞こえてきます。
カサカサと鳥が動いている音はしますが、姿は全然見えません。

じっとして少し待っていると、中から出てきました。出てきてもすぐにサザンカの木に移って葉に隠れてしまいます。
かろうじて姿を捉えることができました。

アオジの画像
なんとか見えました。アオジ

今日は林の中にマミチャジナイもたくさんいました。渡りの途中の群れが滞在しているようです。
渡りの時期は日々鳥が入れ替わって面白いです。
(S)

2025年10月21日

アオサギの画像
アオサギ

探鳥路の池からアオサギが飛び上がって松の木にとまりました。
全体的にグレーっぽいので若い個体のようです。
最近よく池の方から飛んでくるアオサギを見かけるのですが、ここを餌場にしているのかもしれません。ウシガエルがたくさんいるので、食べてほしいなぁと思います。

冬鳥が少しずつ記録され始めました。アトリやジョウビタキ、ツグミなど、いろいろやってきましたよ!
(S)

以下、10月11日から10月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
コガモ、キジ、キジバト、アオサギ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、クロツグミ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、シメ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、クロジ

2025年10月17日

ヤマガラの画像
エゴの実を食べに来たヤマガラ

池の近くのエゴノキに実がたくさん実っています。そこへヤマガラが次々と来ては実を持ってどこかへ飛んで行くのが見られます。何羽いるのかわかりませんが、昼休みにしばらく見ていたら、ひっきりなしにヤマガラが訪れていました。

探鳥路には、シロハラやクロツグミなど、渡りの途中の鳥たちがいろいろと見られています。ウグイスやアオジの数も増えてきました。

明日は紫雲寺記念公園の探鳥会(お申し込みは公園管理事務所へ)、明後日は清潟探鳥会(お申し込みは愛鳥センターへ)どちらもまだ空きがあります。
鳥の種類が多い時期で、思いがけない鳥に出会えるかもしれません。お天気が少し心配ですが、ご参加をお待ちしております。
(S)

以下、10月1日から10月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、アオサギ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、クロツグミ、シロハラ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年10月10日

「あっツツドリか。ん?」
ツツドリ1ツツドリ2
センターにこの時期収容されるカッコウ科の多くは(なぜか)「ツツドリ」ですが、これは見た時「小さっ!」って。
「ホトトギス」でした。
渡りの途中(だったのでしょう)、何かに衝突したのか飛べないで居たところを保護されました。
幸い翼などに骨折は無かったので「放鳥できそう!」 
6日間の療養後、無事飛んでいきました。「テッペンカケタカ~」(K)
(毛虫を好みますが、採取できなかったのでコオロギ(餌缶)を与えていました)

 

2025年10月3日

ショーケースの画像
新しい展示ケース

展示室に新しい展示ケースが設置されました。
今までむき出しで展示されていた剥製の一部を収めることができました。

剥製が虫に食われたり、触られて破損したり、湿度等で劣化したり、ということが度々起こっていましたが、少しでも良い状態で保存できるようになって嬉しいです。

全部は入りきらないため、むき出しで展示している剥製がまだたくさんありますが、ご覧になる際は、剥製には触らず、見るだけでお願いします。

触りたい人には、1階ロビーに触れる標本コーナーがあります。翼と足の部分標本、骨標本、卵のレプリカがあります。こちらでいろいろ触って体感してください。
(S)

以下、9月21日から9月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ツツドリ、キジバト、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、メジロ、クロツグミ、コサメビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ

2025年9月30日

コサメビタキの画像
ネムノキに来たコサメビタキ

今日もいいお天気です。

探鳥路では、渡りの途中の小鳥が見られています。
今日は池の近くのネムノキにコサメビタキが来ていました。
数日前にはオオルリやツツドリがいました。

秋はさえずらないので、鳥を見つける難易度が上がります。地鳴きでも鳴いてくれればまだ気づけるものの、静かに枝にとまっていると、なかなか見つけられません。

この時期は、例年もっと鳥がいるように思うのですが、今年は少なく感じます。探鳥路を歩いても鳥影が少なく、地鳴きもあまり聞こえず、静かです。

傷病鳥の収容数も極端に少ないです。どうしたのでしょう・・。心配です。
(S)

2025年9月22日

どこに居る?
オオコノハズク
どーも、オオコノハズクです。フライングケージNo.27に居ます。

フライングケージ
日中は、ここ(○印)で休んでいることが多いので、見付け難いかもしれませんね。
隅っこがお気に入りなので、すみません。(K)

2025年9月21日

ヒヨドリの画像
ヒヨドリの幼鳥

ようやく秋らしい気候になってきました。
渡りの時期なので、探鳥路ではコサメビタキなど渡り途中の小鳥が見られています。
しかし雨が多いせいなのか、鳥の種類や数は低調です。

まだ、ヒヨ!ヒヨ!と鳴きながら、親鳥ときょうだいと一緒に行動しているヒヨドリの幼鳥もいました。
巣立ちが遅かったのかもしれません。もう親鳥と見た目は同じくらいになっています。独り立ちも間近ですね。
(S)

以下、9月11日から9月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カッコウ、キジバト、ミサゴ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、メジロ、コサメビタキ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ

2025年9月17日

ケンカか?

只ならぬ気配…玄関先で相対する「カマキリ」(カメラ目線だけど)
ハラビロカマキリ
ハラビロカマキリ(緑色型)のメスとオス

ケンカではなさそうでした。プロポーズ?(K)

2025年9月11日

メジロの画像
メジロ

最近立て続けに大雨が降りますね。

大雨の後は、林から聞こえてくる鳥の声にエコーがかかったように聞こえます。
メジロがチュルチュルチュルと鳴いて集まっている声も響いていました。
地面近くの低い木の枝を伝いながら餌を探しているようでした。

クロバネツリアブの画像
クロバネツリアブ

飼育舎の近くには今まであまり見かけたことのない虫が飛んでいました。調べたら、クロバネツリアブというツリアブの仲間のようです。翅が黒くて腹に1本白い線が入っていて、おしゃれな模様ですね。
(S)

以下、9月1日から9月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、トビ、コゲラ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、メジロ、コサメビタキ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ

2025年9月3日

メダイチドリの画像
メダイチドリ

今日は、9月7日に開催予定のシギ・チドリ観察会の下見で網代浜に行ってきました。
波打ち際ではミユビシギとトウネンが採餌していました。テトラポッドの上にはチュウシャクシギも1羽いました。砂浜ではシロチドリが何羽か走り回っていましたが、1羽だけボーっとしてゆっくり歩くメダイチドリがいました。

見られるシギ・チドリの種類や数はタイミングでかなり変わります。当日は何が見られるか楽しみです。定員にまだ空きがありますのでお申込み可能です。ご興味のある方、ぜひご参加ください。
(S)

チュウシャクシギの画像
チュウシャクシギ

以下、8月21日から8月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、トビ、コゲラ、アカゲラ、サンコウチョウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年8月29日

マユタテアカネの画像
赤トンボ!

まだまだ暑いですが、秋の気配も感じられるようになってきました。
探鳥路には早くもアカゲラやヤマガラが来ています。

池の周辺を散策していたら、真っ赤なトンボがいました。
何アカネかな?と思って調べたところ、マユタテアカネのようです。
○○アカネという名前の似ているトンボがたくさんいて、難しかったです。

後ろの葉っぱにピントが合ってしまって、ピンボケな写真しか撮れませんでしたが、顔に眉毛のような黒い模様(眉状斑)がありました。これがマユタテの名前の由来だそうです。目の下にある模様を眉に見立てるのは面白いなと思います。お尻の先(尾部上付属器)が上に強く反っているのも特徴だそうです。

少し気温が下がって、蚊が元気になってきました。
探鳥路に入るときは虫よけをして野鳥観察、虫観察をお楽しみください。
(S)

2025年8月22日

カケスの画像
サドカケス(左)とカケス(右)の剥製

先日、サドカケスの剥製を見る機会がありました。
サドカケスはカケスの亜種で、佐渡島にだけ生息しています。

写真は、サドカケスとカケスの剥製を並べて比較したところです。
愛鳥センターにはカケスの剥製はありますが、サドカケスはないので、並べて見たのは初めてです。
頭頂部のごま塩模様の白い部分が、サドカケスの方がより白く、くちばしの大きさはサドカケスの方が大きいなどの違いがありました。

サドカケスの剥製は、マリンピア日本海で開催している企画展「SADO~世界に誇る自然と文化~」で展示されています。
カケスの剥製と並べた写真も一緒に展示されています(下の写真のサドカケスの剥製の右下)。

佐渡固有の生物の生体展示、化石の展示、漁具の展示など、様々な展示があり、大変興味深い展示です。期間は来年2月23日まで。ぜひ行ってみてください。
(S)

佐渡の展示の画像
佐渡の生き物の剥製展示(マリンピア日本海)

以下、8月11日から8月20日に愛鳥センター周辺で確認された野鳥です。
キジ、キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、コムクドリ、クロツグミ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年8月20日

ミユビシギのペリットの画像
ミユビシギのペリット

昨日、来館者の方から、聖籠町の網代浜で拾ったミユビシギのペリットをいただきました。
吐いているところを目の前で観察できたそうです。なんとラッキーな。

ペリットとは、鳥が食べたもので消化できないもの(骨、毛、外骨格など)を胃の中で丸めて吐き出したものです。猛禽類がペリットを吐くことはよく知られていますが、他の種類の鳥も吐きます。

このペリットのサイズは長径が17mm、短径が6mmでした。

ピンセットで分解すると、簡単に崩れました。
中からは、小さな甲殻類の破片が出てきました。種類はわかりませんが、ヨコエビの仲間かなと思います。

鳥が何かを食べている場面を観察しても、何を食べているかわからないことが多いですが、ペリットを調べるとこのようにわかることがあります。

ミユビシギのペリットの画像2
ペリットから出てきた甲殻類の破片

網代浜では9月7日にシギ・チドリ観察会を開催予定です。
ペリットが見られるかはわかりませんが、ミユビシギは毎年見られています。ご興味のある方、お申込みをお待ちしています。
(S)

2025年8月13日

メジロの画像
メジロの群れ

ネムノキにメジロが集まって何かを食べていました。
ぶら下がったり逆さにとまったり、身軽に器用に枝先を動いていました。

シジュウカラの画像
シジュウカラの幼鳥

シジュウカラの幼鳥もやってきました。兄弟なのか、何羽か一緒に行動していました。
遠かったので何を食べているかは全然見えませんでしたが、この木は食べるものがたくさんあるようです。
しばらく同じ場所に留まってメジロとシジュウカラがお食事を続けていました。

雨が降らずカラカラの状態から急に大雨が降り、涼しくなったと思ったら、また暑くなるようです。
涼しいまま秋になってほしいのですが・・・。
(S)

以下、8月1日から8月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ホトトギス、キジバト、ミサゴ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、メジロ、クロツグミ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年8月7日

葉の画像
チリチリになった葉(ハナミズキ)

ようやく雨が降ったと思ったら、今まで降らなかった分を一気に降らせたかのような大雨になりました。

街路樹や探鳥路は、長らく雨が降らなかった影響で木の葉が枯れて茶色くなったり、草も枯れて地面もカサカサになったりして、秋のような風景です。

まだ葉が緑色で耐えている木もありましたが、近づいてよく見たらチリチリです。
雨が降っても元には戻らないですね。

最近の高温や異常な気象は、長年の人間活動の蓄積の結果だと思いますが、人間にとっても耐え難いですし、生き物にも大きな影響を与えていそうで心配になります。少なくとも今ある自然をこれ以上失わないようにしていきたいですね。
(S)

2025年8月2日

コムクドリの画像
羽づくろい中のコムクドリ

8月に入り、繁殖期も終盤。鳥があまりさえずらなくなってきました。さえずりは繁殖期におもにオスが出す鳴き声なので、繁殖期が終わると静かになります。

今は繁殖を終えて換羽中の鳥も多く、風切羽の途中が抜けていたり伸びかけの羽があったりするのが、飛んでいる姿を見るとよくわかります。

コムクドリの群れが枯れマツにとまって羽づくろいをしていたので見ていたら、やはり換羽中で、古い羽と新しく生えてきた羽の濃淡が見えました。
炎天下で、葉もない木にとまっているのを見ると、森に入ればいいのにと思ってしまいます。
(S)

以下、7月21日から7月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ホトトギス、キジバト、ミサゴ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年7月27日

仮剥製の画像

標本作製講習会で作製した仮剥製(簡易剥製)を1階ロビーの棚に展示しました。

仮剥製は博物館などでは収蔵庫に納められているため、目にする機会はほとんどありませんが、愛鳥センターには収蔵庫がないため、仮剥製もすべて展示しています。ある意味珍しい展示だと思います。

仮剥製は学術用の標本で展示用ではないため、姿勢も生きている時のようには組み立てず、直線的でコンパクトになっています。収蔵庫に並べてたくさん収納することができます。目は綿の色の白がそのまま見えています(本剥製は義眼が入っています)。

時々、仮剥製は「仮」に作ったものと思われて、「これを本剥製に作り替えたりするんですか?」。と聞かれることがありますが、仮剥製を本剥製に作り替えることはほぼありません。

愛鳥センターには本剥製、仮剥製、部分標本、骨格標本など様々な標本を展示しています。こんな標本もあるんだ~!と見ていただけたらと思います。
(S)

【お知らせ】
8月2日(土曜日)の工作教室(消しゴムはんこ)は、申込みが少ない状況です。
小学校高学年以上の方であれば、どなたでもご参加いただけます。
無料で、作った作品は持ち帰れます!
お申込みをお待ちしております。

2025年7月23日

セスジイトトンボの画像
セスジイトトンボ

探鳥路の池では、様々なトンボが見られています。
先日の昆虫観察会でもシオカラトンボやショウジョウトンボ、キイトトンボなどが見られました。

イトトンボの中でも、セスジイトトンボのオスは水色がとてもきれいです。
こうやって写真に撮るととても目立ちますが、細くて小さいからか、池の上を飛んでいると意外に目立ちません。
メスは黄緑色っぽい色をしています。

毎日灼熱ですが、池の周りの木陰は少しだけ涼しいので、昆虫観察におすすめです。
(S)

【お知らせ】
8月2日(土曜日)の工作教室は、定員にまだ空きがあります。
消しゴムを彫って鳥のはんこを作ります。親子でも、大人の方のみでもご参加いただけます。
ご興味のある方、お申し込みをお待ちしております。

以下、7月11日から7月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ホトトギス、キジバト、ミサゴ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、クロツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年7月19日

アマガエルの画像
木陰で休むアマガエル

毎日厳しい暑さですね。

きのう、昆虫観察会用にトラップをかけていたところ、池のそばのクワの木陰に小さなアマガエルがたくさん休んでいるのを見つけました。葉の上や、木の幹に空いた穴にすっぽりと入っているものもいました。
この暑さの中でも、木陰は少し涼しくてカエルに人気スポットのようです。

7月3日にもアマガエルを紹介しましたが、その時よりもひとまわり大きくなっていました。無事に育っているようでよかったです。
(S)

2025年7月16日

ナンキンハゼの画像
ナンキンハゼ

度々紹介しているナンキンハゼですが、1年でとても大きくなりました。
(過去の愛鳥ブログ参照 2023年12月8日:巣箱掃除の際に誰かが貯食している種発見、2024年5月25日:発芽させたらナンキンハゼだった、2024年8月6日:大きくなってきた)
成長が早い樹種というのは知っていましたが、こんなに大きくなるとは驚きです。
プランターでは支えきれなくなりそうな成長具合ですが、地植えにするとすぐ高木になるらしく、どうしようか考え中です。
(S)

以下、7月1日から7月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ホトトギス、カッコウ、キジバト、カワウ、アオサギ、ミサゴ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、オオヨシキリ、メジロ、コムクドリ、クロツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年7月10日

カラスの画像
スモモを食べに来たハシブトガラス

車庫の横にあるスモモの木に、今年もたくさんの実がなりました。
ハシブトガラスとハシボソガラスが次々とやってきて、実を持って行って食べています。
ほんの数日でほとんどの実がなくなりました。

スモモの画像
スモモの実

木の下には、熟して地面に落ちた実もあります。
それよりも新鮮な実の方がいいのか、まだ熟していなさそうな青い実も持って行きます。
人間もスモモを食べたかったんですけど・・。仕方ないですね。
(S)

2025年7月3日

アマガエルの画像
ちっちゃいアマガエル!

探鳥路では小さなアマガエルがあちこちで跳ねています。
今年生まれでまだ体長は1cm程度、とても小さいです。

足元からピョンと跳ねたと思ったら、落ち葉や枝に紛れてすぐに見失ってしまいます。
虫をたくさん食べて無事に成長していってほしいです。

さて、7月1日より、7~10月のイベントの申込み受け付けを開始しました。
今月は7月20日に昆虫観察会があります。
探鳥路の池では真っ赤なショウジョウトンボが飛んでいたり、周辺の草にコガネムシの仲間がいたり、様々な虫が見られています。網で捕獲して観察するほか、事前にトラップも仕掛けます。こんな虫もいたんだ!と新たな発見があるかもしれません。虫の好きな方、普段は鳥を見ているけど虫もちょっと気になる方、お申し込みをお待ちしております。
(S)

以下、6月21日から6月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、ホトトギス、カッコウ、アオサギ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年6月26日

ヨダンハエトリの画像
オシャレなクモ登場!

机の上にオシャレな模様のハエトリグモが現れました。素敵な色です。
調べたら、「ヨダンハエトリ」という種類のようです。おなかの赤い縞模様が4段あるからヨダンなのだそうです。
クモも種類が多いので、知らないものばかりです。

最近、建物内にいろいろな虫が侵入してきます。よく見るのはオオゾウムシ。それから、ダンゴムシがたくさん入ってきます。毎年この時期は入ってくるのですが、原因がわかりません。気づかずに踏んでしまうので、外にいてほしいです。
(S)

以下、6月11日から6月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、ホトトギス、カッコウ、アオサギ、オオタカ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年6月23日

 観察池はすっかり夏景色。
梅雨の合間の晴天、日に照らされた草花が輝きます。
池の水面にはたくさんのトンボ達が飛び交うようになりました。
写真を撮ろうとカメラを構えますが、すばしっこいトンボ達はなかなか撮影させてくれません。
観察池
 しばらく じっとしてカメラを構えていると、水色のモノサシトンボがヒシの葉の上で休憩しました。
絶好のシャッターチャンス!
モノサシトンボ
(ちょっとピンボケしてしまいました)
 これから夏本番、どんなトンボが現れるか楽しみです。
(AO)

2025年6月20日

コゲラの画像
何かくわえているコゲラ

巣立ちびながよく見られる時期になりました。
愛鳥センターの駐車場に来たコゲラも、何羽かで連れ立って行動していました。親鳥と思われる鳥が、くちばしに何かをたくさんくわえている姿が見られました。

駐車場の巣箱で繁殖していたコムクドリも先日巣立ちました。
最初は弱々しく飛んでいましたが、わずかな期間で立派に飛べるようになり、親鳥と共にどこかへ飛んで行きました。

お家の近くでも様々な鳥が巣立っていると思います。
地面にいたり、うまく飛べなかったりして心配になってしまいますが、見つけてもどうか手を出さず、親鳥に任せてその場を離れてください。鳥が生きていくために必要なことは鳥にしか教えられません。
(S)

【お知らせ】
昆虫観察会を7月19日に予定していましたが、都合により7月20日に変更することになりました。お申込みを予定されていた方には申し訳ありませんが、再度予定をご確認いただけますようお願いいたします。申込み受付けは7月1日より開始します。

2025年6月15日

立入禁止の画像

紫雲寺記念公園内では、松くい虫の被害を受けた樹木の伐採工事が行われています。
伐採箇所には探鳥路も含まれます。

立ち入りを制限している場合がありますので、表示に従い、立ち入らないようにお願いします。

作業期間は6月30日までの予定です。

ご不便をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。

2025年6月12日

ムラサキシャチホコの画像
枯れ葉?

探鳥路を歩いていたら、緑の葉っぱの上に引っかかっている枯れ葉のようなものを見つけました。
なんとなく気になったので、近づいてよく見ると、蛾でした。
丸まった枯れ葉にそっくり!

ムラサキシャチホコという種類です。
名前の通り、赤紫色っぽい色をしていて、精巧な枯れ葉模様も感動的で大変美しかったです。

他にも枯れ葉のような蛾や、折れた木の枝のような見た目の蛾もいるので、そういうものをチェックして歩いていると出会えるかもしれません。
(S)

ムラサキシャチホコの画像2
上から見ても枯れ葉っぽい

以下、6月1日から6月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、ホトトギス、カッコウ、キジバト、ミサゴ、オオタカ、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年6月5日

桑の実の画像
白くなったクワの実

探鳥路の池の周りにはクワの木があります。今年もたくさんの実が付いています。
が、白い実ばかり。今までにも白い実は毎年ありましたが、それにしても多いです。

白くなるのはなぜ?と思って調べてみたところ、「実菌核病」だそうです。
キツネノワンタケというキノコの胞子がクワの花に付着し、発病すると実は白くなって肥大して落ち、菌核となって越冬します。それが翌年の春にまた子実体(キノコ)となり、胞子が飛散してクワの花に付着し・・というループを繰り返しているのだそうです。

まさか、クワとキノコの間にそんな循環があったとは。驚きました。
すごいですね!
今までは認識していなかっただけで、毎春キツネノワンタケは生えていたんでしょうね。
しかし、これだけ白い実があるということは、来年もまた・・。
(S)

以下、5月21日から5月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、ホトトギス、カッコウ、キジバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、コゲラ、サンショウクイ、サンコウチョウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年5月29日

カモメの剥製の画像

展示室にミツユビカモメの剥製を新たに展示しました。
カモメ類が展示してある棚に並んでいます。

これは今年の2月に交通事故で収容された個体です。
非常にきれいな成鳥だっただけに、死んでしまったのはとても残念でした。

とても小さな後趾も見ることができます。

ウミスズメの剥製の画像

1階ロビーの仮剥製コーナーにはウミスズメの仮剥製を新たに展示しました。
これは、内陸に迷い込んでしまって車に轢かれていた個体を頂いたものです。

ご来館の際には新しい剥製も是非ご覧ください。
(S)

〔お知らせ〕
来週末6月7日(土曜日)の新潟県野鳥保護の集いは、定員にまだ空きがあります。新潟県内のサギ類のコロニー調査の結果のお話や、トキについてのお話が聞けます。トキは今後本州での放鳥も計画され、注目度が高まっています。
お子さんもご参加いただけます。ご興味のある方のお申込みをお待ちしております。

2025年5月26日

水槽の中のカエル
水槽の中でオタマジャクシからカエルへ変身

 観察池でふ化したオタマジャクシを2匹だけ愛鳥センターの水槽で飼育していました。
最近、水槽の中で姿が見えず心配していましたが、今日水槽をのぞいて見たら2匹のカエルが!
体色はまだオタマジャクシのままですが、体型はカエルに変身です。
もうしばらく、水槽で観察したいところですが、いつ脱走するかわからないので、観察池に戻します。
カエルの放流
 これから観察池でいっぱい食べて、立派なアズマヒキガエルになってね。
(A)

2025年5月24日

カモの羽の画像
落ちていた羽根

今朝、探鳥路の池の岸にカルガモの羽根がたくさん落ちていました。
何かに食べられたようです。

羽根の軸には、ビークマークといって、くちばしで羽根を引き抜いたときにできる跡が付いていました。
なので、食べたのは鳥のようです。たぶんオオタカかな。
カルガモは大きいので、お腹いっぱいになりそうですね。
(S)

以下、5月11日から5月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、ホトトギス、カッコウ、キジバト、カワウ、アオサギ、ミサゴ、オオタカ、コゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年5月20日

入居は?

朝、登庁すると中庭で「コムクドリ」と「スズメ」が採餌をしていました。
なにやら住居を物色しているようで、互いにゆるーい距離感を保っているよう。
コムクドリは、内覧を済ませたようです。(K)

巣箱 1

コムクドリ(オス・メス)

こむくおす こむくめす

2025年5月16日

 

チョウゲンボウの卵の画像
チョウゲンボウの卵

これは、飼育舎のチョウゲンボウが今年産んだ卵です。
薄いベージュの地に、赤茶色の模様が入っています。
1羽の鳥が産んだものではなく、2羽(か3羽)が産んだものです。

サイズを測ったら、長径が38mm前後、短径が32mm前後、重さは22g前後でした。

昨年は卵を産んだときに擬卵を作って、産卵抑制のために入れ替えたのですが、親鳥に気づかれたのか、全部壊れてしまいました。
そのため、今年は擬卵を置かずに様子を見ていましたが、たくさん産んでしまいました。
産卵は体力を使うのと、卵詰まりなどのリスクがあるので、できればあまり産ませたくないのですが・・。

今年の卵を使って、来年用に擬卵を作りたいと思います。
(S)

以下、5月1日から5月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、ホトトギス、ツツドリ、キジバト、アオサギ、コゲラ、サンショウクイ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、ツグミ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年5月14日

クサガメ(赤ちゃん)

クサガメ1
「ん…!」石ころだと思って蹴飛ばすところでした(何でこんなところに)
甲羅に3本の隆起した模様がクサガメの特徴。こんなに小っちゃくてもはっきり分かります。(K)
クサガメ2

2025年5月13日

 飼育舎の周囲も雑草が繁茂してきました。
皆さんもお庭や花壇で除草に苦労されていると思います。
 どこにでも生えている雑草の中には白鳥が食べるのもが有るんです。
白鳥の食事になるのであれば、除草作業もある意味「収穫作業」。
様々な雑草の中から、この時期はハコベを摘みます。
摘んだハコベ
摘んだハコベ


 はいどうぞ! 旬のサラダでございます。
旬のサラダ

2025年5月9日

卵の画像
落ちていた卵

今朝、愛鳥センターの入口の前に落ちていた卵を職員が拾ってきました。
卵の図鑑で調べてみると、ハクセキレイの卵のようです。

卵は少し割れていて、中身はカピカピに乾燥していました。
今年の卵ではなさそうです。

昨年、ハクセキレイが巣を作ったのですが、途中で崩れてしまったことがあったので、産んだ卵が取り残されていて、今になって落ちたのかもしれません。

今年も無事にどこかで繁殖してほしいなと思います。
(S)

【お知らせ】
明日5月10日(土曜日)の愛鳥センターバードウォッチングはまだお申込み可能です。様々な夏鳥が渡来しています。少し天気は心配ですが、雨天でも開催します。お申込みをお待ちしております。

2025年5月6日

オタマジャクシのかたまり
オタマジャクシのかたまり
 水辺の生物たちが活発になってきました。
観察池では、羽化したばかりのイトトンボがちらほら見え始めています。
ふと、岸際に目をやると水面がザワザワしています。
近づいて見ると、ふ化したばかりのオタマジャクシのかたまりでした。
オタマジャクシ
ちょっと すくって観察
これから、それぞれがこの池で成長していくのでしょうね。
(AO)

2025年5月4日

アマガエルの画像
アマガエル

アマガエルが木の枝で休んでいました。
木の枝と同じ色になって擬態しています。
手足をぴったりくっつけて木のこぶのようになっていました。

探鳥路では鳥の声もたくさん聞こえますが、「ゲコゲコゲコ」とアマガエルの声も聞こえてきます。
今朝は雨が降ったので、森の中もしっとりと湿っていて、カエルには快適そうです。

愛鳥センター2階のレクチャールームでは、昨日から鳥の羽のしおり作り教室を行っています。
今日もこれから15時まで開催します。
明日までの開催です。
好きな羽でしおりが簡単に作れますので、是非お立ち寄りください。
(S)

2025年5月1日

今日は愛鳥センターの開館記念日です!
平成2年5月に開館し、丸35年となりました。
今日は開館記念日のプレゼントとして、鳥の絵はがきをプレゼントしています。

センダイムシクイの画像
センダイムシクイ

昼休みに探鳥路を歩いたら、クロツグミとセンダイムシクイがたくさんいました。
葉が伸びてきたので、鳥の姿がなかなか見えません。

すぐそこからセンダイムシクイの鳴き声がするのに見えない・・と思いながら少し待っていたら、ほんの一瞬だけ出てきて、またすぐに飛び去りました。色も大きさも葉っぱみたいです。

カワラヒワの画像
カワラヒワ

探鳥路の奥の畑では、カワラヒワが草の種を食べていました。

暖かいので、虫やその他の生き物の動きも活発です。
林の中ではキチョウがひらひらと飛んでいました。
(S)

以下、4月21日から4月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、キジバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、ツグミ、コマドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年4月27日

ゴールデンウィークですね。
お天気がよく、暖かいのでお出かけの方も多いのではないでしょうか。
愛鳥センターにもお客さんがたくさん来ています。

今週5月1日は愛鳥センターの開館記念日です。
開館記念日に来てくださった方に、鳥の絵はがきをプレゼントします。
愛鳥センターのマスコットキャラクター「つぴまる」のはがきと、野鳥のはがき2枚の計3枚組になっています。
なくなり次第終了です。

ゴールデンウィークの中日の平日ですが、是非遊びに来てください。

はがきの画像
このようなはがきをプレゼントします

ゴールデンウィーク中、5月3日から5月5日は羽のしおり作り教室を開催します。
13時30分から15時の開催時間中にお越しいただければ、いつでも参加できます。
鳥の羽を使ってかわいいしおりが作れますよ!
(S)

2025年4月24日

アオジの画像
アオジ

渡り途中の鳥たちでとてもにぎやかです。
クロツグミやセンダイムシクイなど、夏鳥が続々と記録されています。

今日はアオジだらけでした。
茂みからたくさん飛び出してきますが、すぐにまた茂みに入ってしまいます。
見つけても、写真のようになかなか全身が見えません。

ところで、留鳥は繁殖に入っていて、早いものはそろそろヒナが出始める季節です。
春から夏にかけて、巣立ちビナの誤認保護が毎年発生しています。
誤認保護とは、保護する必要がないものを、落ちているなどと誤って保護してしまうことです。

トラフズクのヒナの画像
トラフズクのヒナ(誤認保護)

特にフクロウ類は、飛べないうちに巣立つ習性があるので、誤認保護が多い種類です。
近くには親鳥がいるはずです。親鳥が見当たらない場合は、人間が近くにいることが原因の場合がありますので、すぐにその場を離れてください。
人間が野鳥のヒナを野生で生きていけるように育てることはできません。
親鳥に任せるのが、一番鳥のためになります。

(S)

以下、4月11日から4月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、キジ、キジバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、アカハラ、ツグミ、キビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

【お知らせ】
4月27日の鳴き声勉強会、4月29日の初心者バードウォッチングはまだ定員に空きがあります。鳥の多い時期ですので、ご興味のある方、是非ご参加ください。お申し込みお待ちしております!

2025年4月23日

池のほとりのスミレ
池のほとりのスミレ

 桜の花が終わり、今度は野の草花が一斉に芽吹き始めていますね。
飼育舎脇の池のほとりも春らしくなってきました。
かれんな薄紫のスミレが目を引きます。
(AO)

2025年4月15日

キジの羽の画像
キジのメスの羽

今朝、開館作業をしていたら、屋上に羽がたくさん落ちていました。
雨でぬれてショボショボになっていましたが、洗って乾かしたらフワフワになりました。

キジのメスの体羽でした。
猛禽類が捕らえたキジを屋上まで運んで食べたようです。

キジの後羽の画像
後羽

キジの仲間の羽には大きな後羽(こうう)があります。
羽の付け根からもう一本枝分かれしたように出ている羽がそれです。

後羽は種類によって、ある鳥とない鳥がいます。拾った羽を識別する時にも役立ちます。
(S)

2025年4月13日

新しい水槽の魚たち
新しい水槽の魚たち

  桜が満開となり、春の陽気に照らされた池や小川では小さな生き物が目覚め始めています。

活動し始めたばかりの小魚たちには申し訳ありませんが、このほど新しくした愛鳥センターの水槽に来てもらいました。

水槽が小さいので、小魚ばかりですが、だいぶ賑やかになってます。

いまのところ、フナ、ドジョウ、モロコ がいます。

これからも新しい仲間を追加していきたいと思っています。

ご来館された際は、水槽をちょっと覗いて見てくださいね。

(AO)

2025年4月11日

スズメの画像
スズメのつがい

駐車場の巣箱の近くで2羽で枝にとまり、仲良く羽づくろいをしているスズメがいました。
まん丸モフモフになっていてとてもかわいかったです。

木の皮に付いているコケをはがしている姿も見られました。巣材を集めているようです。
これから巣を作ってヒナを育てて、鳥は大忙しの時期になります。

さくらの画像
サクラの花

紫雲寺記念公園内のサクラの花が見ごろです。
この週末はお花見日和ですね。
(S)

以下、4月1日から4月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ

2025年4月8日

テレビアニメ「紫雲寺家の子供たち」の放送を記念して、新潟県立紫雲寺記念公園でコラボ企画を実施しています。

愛鳥センターでもスタンプラリー用のスタンプと等身大パネルを設置しますので、是非お立ち寄りください。

詳しくはこちらをご覧ください。(T)

紫雲寺記念公園ウェブサイトスペシャルコラボ開催に関するページ<外部リンク>

スタンプラリー

等身大パネル

 

2025年4月3日

ジョウビタキの画像
ジョウビタキのオス

ここ数日で、ジョウビタキが増えました。
毎年3月~4月頃は渡りの途中のジョウビタキがたくさん通過して行きます。

「ヒッ ヒッ ヒッ」とよく通る声で鳴いています。
オレンジ色と、翼の白斑が飛んだ時によく目立ちます。

低い枝にとまっては地面に下りることを繰り返して、採餌をしている様子でした。

コブシの画像
コブシの花

池のそばのコブシの花が咲き始めました。
木々の新芽も出始め、一気に春の雰囲気です。

4月1日より、4月~6月のイベントの申し込み受け付けも始まりました。詳しくはイベント情報をご覧ください。
お申し込みをお待ちしております!
(S)

以下、3月21日~3月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ

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