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令和4年9月23日(金曜・祝日)から10月23日(日曜日)まで愛鳥センター2階ロビーにて令和5年度愛鳥週間用ポスター原画募集新潟県大会入賞作品展を開催します。下記入賞作品を展示します。
小中学生の皆さんの描いた素晴らしい作品をぜひご覧ください。
開館時間中自由にご覧いただけます。
展示の様子
令和5年度愛鳥週間用ポスター原画を県内の愛鳥モデル校の小学校児童、県内の各中学校の生徒から募集し、その制作過程を通じて教育現場における野生鳥獣保護思想の高揚を図ると共に、作品の展示を通じて県民への普及啓発に努めることを目的に開催しました。
今年度は小学校から170点(10校)、中学校から132点(17校)合計302点の応募がありました。たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
主催:新潟県
後援:新潟県教育委員会、新潟県野鳥愛護会、日本野鳥の会新潟県
審査会期日:令和4年9月7日(水曜日)
会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
講評
春の訪れを告げるウグイスが力強く歌っている姿をよく表している。くちばしを大きく開いているのが良い。
ウグイスの色は黄緑色に塗ってしまいがちだが、実際のウグイスの色に近く表現されているのが良い。
背景には夜明けを感じさせる。
講評
カワセミを見た印象を自分なりに表現しているユニークな絵。絵の具で色を組み合わせてきれいな色を出している。力強さを感じる。目の描き方も良い。一所懸命に描いているのが伝わる。
講評
学校の近くの鳥屋野潟にいる身近な鳥を題材にしている。愛鳥週間の頃の緑の中の鳥の作品が多い中で、カンムリカイツブリという題材の選定がおもしろい。カンムリカイツブリが魚をとらえたときの得意そうな表情が出ていて良い。
講評
タカの鋭い目つき、表情をよくとらえて怖い顔に描かれている。翼の角度にも力強さが表れている。
足をもう少し太く力強く描くとさらによくなったと思う。
講評
大変かわいらしい。ふっくらとしていて、寒い日の朝のような感じがする。身近な鳥を描いていて好感が持てる。優しさを感じる作品。
講評
山地の生態系の頂点であるイヌワシの風格がよく表れている作品。とても迫力があって良い。
風切羽の形がよく丁寧に描かれている。一所懸命に描いているのが伝わる。
講評
優しさが感じられる作品。尾羽があちこちを向いて、ヒナがじっとしていない感じが出ている。躍動感を感じる。環境の遠近感や春先の季節感が出ていて、空間の表現がうまい。
文字の色もきれいで目立つため、ポスターとして良い。
講評
背景にアカショウビンの生息している環境を細やかな筆づかいで丁寧に描写している。アカショウビンの声が聞こえてきそうな感じがする。目の書き方も良い。
ポスターとしては文字をもう少し目立たせるとよかった。
講評
力強い筆づかいで画面いっぱいにカワセミが魚を捕らえる場面が描かれていて迫力がある。躍動感がある。
文字に背景を透かしてカワセミの青い色を邪魔しないのは作者の意図を感じるが、もう少し文字が強いとより良くなったと思う。
講評
目つきに希望を感じさせる。目線に訴えるような感じがある。
オオルリが林の中で振り向いた瞬間を絵の具を大胆に使って描いていて、表現が力強い。迫力がある。
講評
よく見て丁寧に描いている。写実的な中に少し図案化したような描き方でおもしろい。背景の森に空が見えているのが良い。森で生活しているシジュウカラの様子がよく表れている。
講評
身近に見られるヒヨドリを描いている。4羽のヒナの顔が良い。ヒナを優しく見つめる親鳥の様子に愛情を感じる。
赤い実が良いアクセントになって効いている。
賞 | 小学校の部 | 中学校の部 |
---|---|---|
金賞 | 柏崎市立鯨波小学校6年 本間 樹 | 柏崎市立鏡が沖中学校3年 罍 桜希 |
銀賞 | 胎内市立中条小学校2年 佐藤 紘葉 | 五泉市立村松桜中学校2年 永井 月雫 |
新潟市立紫竹山小学校4年 後藤 かずき | 新潟市立大江山中学校2年 伊藤 凜花 | |
銅賞 | 阿賀野市立水原小学校3年 吉川 恒汰 | 五泉市立村松桜中学校1年 高岡 美羽 |
阿賀野市立水原小学校5年 加藤 諭 | 新潟市立上山中学校2年 越智 杏奈 | |
新潟市立紫竹山小学校5年 田中 ことは | 新潟市立大江山中学校3年 窪田 このか | |
佳作 | 胎内市立中条小学校5年 佐藤 泰河 | 五泉市立村松桜中学校1年 松田 紗奈 |
阿賀野市立笹岡小学校5年 木村 龍眞 | 五泉市立村松桜中学校2年 西村 凜花 | |
新発田市立藤塚条小学校3年 高橋 乃暖 | 上越市立中郷中学校1年 相浦 友哉 | |
新発田市立藤塚小学校3年 藤間 旦陽 | 新発田市立本丸中学校2年 長谷川 璃音 | |
新発田市立藤塚小学校4年 本間 菜月 | 長岡市立南中学校2年 池津 紅芭 | |
燕市立分水北小学校5年 松井 美優 | 長岡市立寺泊中学校1年 遠藤 夢真 | |
燕市立分水北小学校5年 松本 千穂 | 小千谷市立千田中学校3年 馬場 春月 | |
柏崎市立鯨波小学校5年 イ ルラ | 新潟市立山の下中学校1年 佐藤 明日花 | |
糸魚川市立下早川小学校5年 松澤 にこり | 新潟市立山の下中学校2年 林 真優奈 | |
新潟市立大江山中学校3年 吉原 由姫 |
全体の講評は以下のとおりでした。
全体にバラエティに富んでいてよかった。スズメやシジュウカラなど身近な鳥を題材にしている作品も多かった。ポスターとして、力強くて良い作品が多かった。
情報として、画像を見て描くことが多くなっているが、野外に出て自然の中にいる鳥も見てほしい。環境をもう少し観察して、題材の鳥がどういう環境に住んでいるのかも知って背景を描くとより良い作品になる。
また、種類の選定は慎重に行ってほしい。良い作品なのに外国の鳥が描かれているなどで賞に選定できないものがあり、大変もったいない。画像とあわせて、日本に生息する鳥なのか等もよく調べて描いてほしい。
なお、県大会の入選作品については、令和4年9月23日(金曜日)から10月23日(日曜日)まで、また、令和5年度の愛鳥週間に合わせて春にも当センター2階ロビーにて展示する予定です。また、入賞作品のうち、金賞・銀賞の作品は全国大会に応募し、そこで最優秀作品に選ばれると令和4年度愛鳥週間用ポスターとして印刷され、全国に配布されます。当センターとしても上位入賞を期待しています。