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フジロックの森を歩く「苗場インデペンデンス・ボードウォーク」をご紹介します。
越後湯沢駅からバスや車で40分ほど国道17号を上ったところに「ボードウォーク」の入口はあります。
国道17号近くの案内看板
「フジロックの森」を這うように貫く木道は、子どもや車椅子の方も、気軽に森林浴が楽しめます。
この木道は毎年少しづつ伸びていて、現在は全長約2kmにまでなりました。
フジロックの名物キャラクター「ゴンちゃん」
ここ苗場は、毎年12万人以上が訪れる音楽イベントであり、世界一クリーンなフェスとして知られる「フジロックフェスティバル」の会場となっています。
2011年、「自然と音楽の共生」をかかげるフジロックフェスティバル主催者と、森林資源の循環を通して地域活性化を目指す湯沢町と新潟県とが協働して、森づくりによる環境保全プロジェクト「フジロックの森プロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトでは、フジロック会場周辺の環境保全を図るため、植樹等による森づくり活動をするとともに、森と親しむエリアを整備し、人が集まる新たな交流観光の拠点を目指しています。
その取組のひとつが「苗場インディペンデンスボードウオーク」です。
全長2kmほどのボードウォーク
寄付してくださった方々が自らペイントしたボード
ボードウォークは、板状の材木1枚1枚をつなぎ合わせて作られています。
そしてその1枚1枚は、苗場を訪れる人々からの1本1,000円の寄付から成り立っています。
このボードには、寄付をしてくださった方々が思い思いのメッセージを残すこともできます。
ボランティアで木道作りに参加された方、フジロックフェスティバルに参加された方、また、出演したアーティストの中にも、メッセージを残してくださった方がいます。
このように、訪れる人々からの善意で木道が整備され、伸びていきます。
詳しくはこちらフジロックの森公式ホームページ<外部リンク>
車椅子がすれ違える幅の木道
「インデペンデンス」とは独立、自立を意味します。
体の不自由な方やベビーカーを押した方など、誰でも森林散策が可能な木道として、また、地域自ら創り上げる施設としての意味が込められています。
車椅子でも通行可能な道幅2mと斜度を確保し、自然環境に配慮しながら板一枚一枚に思いを込めて延伸しています。
二人並んでも余裕で歩けます
また、ありのままの自然を活かした木道には、時折足下からにょきにょき木が姿を現しています。
傍に渓流も流れています
雪解けの頃にはここに可憐な花が咲きます
水芭蕉の群生地を通り抜け、白樺林の中、時折渓流を眺めながらのウォーキングは、季節ごとに違った景色を楽しめます。
春は新緑と水芭蕉の可憐な花を眺めに、夏は強い日差しを避けて木陰を求め、秋には近くの「ドラゴンドラ」(※)からの紅葉散策を終えた後に、ぜひお越し下さい。
紅葉シーズンのボードウォーク
(※)ドラゴンドラ
苗場ゲレンデと田代ゲレンデ間5,481mを約20分かけて結ぶゴンドラ。GW頃の新緑、10月・11月の紅葉とスキーシーズンのみ運転される。
地図で南魚沼の渓流・渓谷・河川公園を表示<外部リンク>
苗場観光協会 電話025-789-2706・2121
【補足事項】
本ページは新潟県南魚沼地域振興局企画振興部が作成しています。
掲載内容については正確を期すよう努めていますが、情報が不足する点もあります。
ご利用の詳細及び最新情報につきましては直接、施設管理者(上記問い合わせ先)へお問い合わせ願います。
更新履歴
掲載日:2014年6月9日
最終更新日:2020年12月11日