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かぶ <にいがたの伝統野菜>
赤かぶ
生産地
村上市
特徴等
果皮が鮮やかな赤紫色した「かぶ」です。主に焼畑農法で栽培されています。定番は酢漬けで、適度な歯ごたえと辛みを楽しめます。実の内側は白色なので、色合いの良いサラダがつくれます。(漬けると全体が赤紫色に染まります)
来歴等
かなり古い時代から栽培されていました。
料理例
切り漬け
材料
赤カブ2kg、塩60g、5倍酢60cc、砂糖250g、焼酎(35度)30cc
作り方
(1)塩、酢、砂糖、焼酎を混合し、漬け汁を作る
(2)葉と根を落とし、半分に切り、1cm程度の厚さに切る
(3)漬け汁に入れ、軽くかき混ぜる
(4)押し蓋をし、約2kgの重石をする
(5)約1週間で漬かるので、重石を半分に減らし、2~3週間で食する
ポイント
1日~2日後、上下をかき混ぜると早く良い色がでる。
寄居かぶ
生産地
新潟市
特徴等
中型の白色のかぶです。風味のある葉も食べられています。
来歴等
北前船により関西系の品種が導入され、新潟の風土に適したものを選抜されたものといわれています。昭和8年の書物では250年前から栽培されていたとの記述があります。