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食用菊 <にいがたの伝統野菜>
かきのもと
生産地
下越地域 他
特徴等
「おひたし」、「酢の物」など、ローカルな食生活に密着した野菜になっています。桃紫色の花弁はシャキシャキと歯切れがよく、適度なヌメリがあります。
来歴等
ルーツは不明です。呼び名も、農家の垣根の下辺に栽培されていたからとか諸説あります。
料理例
「かきのもと」と「なめこ」の酢の物
材料
「かきのもと」:100g、「なめこ(缶詰):大さじ3、酢:大さじ3、砂糖:大さじ2、薄口しょうゆ:小さじ1/2
作り方
- 「かきのもと」の花びらを取り、よく洗う
- 酢を少量入れた沸騰したお湯で、「かきのもと」を短時間でゆでる
- ゆでた「かきのもと」を水で冷やした後、水切りをする
- 「なめこ」を缶から出して水洗いし、ざるで汁気を切る
- 調味料で味付けをする
その他
新潟市の「食と花の銘産品」に指定されています。
仙人菊
生産地
柏崎市
特徴等
白色の花弁は、香りが強く、シャキシャキとした歯ごたえで、甘みがあります。つぼみは黄色ですが、開花が進むにつれて、外側の花びらが白くなっていきます。「おひたし」、「酢の物」はもちろん、「天ぷら」などでも食べられています。
来歴等
柏崎市の西之入地区で昔から栽培されていました。
その他
柏崎市の「柏崎野菜」に認定されています。