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日時:令和3年4月25日(日曜日) 9時~11時
会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里2階レクチャールーム・探鳥路
参加者:10名
確認した鳥の声:キジ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、エゾムシクイ、メジロ、ヒレンジャク、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、アオジ
最初にレクチャールームで、鳴き声の覚え方や、聞き分けるときのポイントなどの講座を行いました。
わかりやすいさえずりであれば比較的覚えやすいですが、似ている声やなかなか姿を現さない鳥の声は悩む人が多いのではないかと思います。
シジュウカラのなかまやホオジロのなかまなど、似ている声の鳥の例をいくつかあげて、その鳥の声のサンプルを流しながら、どこがどのように違うのか、聞き分けのポイントを解説しました。
地鳴きは似ているものが多く、より聞き分けが難しいですが、地鳴きも似ているパターンの例をいくつか紹介しました。
わからない鳥の声を聞いたときの調べ方や、参考になるホームページなども紹介しました。
今回は、野外調査に興味がある、やってみたい人向けということで、鳥の調査についても少しお話ししました。
どのような種類の調査があり、どのようにやったらいいのかを解説しました。
今回は、道具がいらず手軽な「スポットセンサス」という調査を実際に野外でやってみよう、ということで、講座の後は探鳥路に向かいました。スポットセンサスとは、定点で一定の時間に出現した鳥の種類や数を記録する調査方法です。
探鳥路では、スポットセンサスをする定点へ向かいながら、聞こえてきた鳥の声を識別、解説しました。
一度にいろいろな種類の鳥が鳴くと、どれがどれなのか難しかったかもしれません。
最初にスライドの中で説明した鳥の鳴き声も野外で聞くことができ、サンプルで流した音声と少し違うなど、個体差があることも感じていただけたかと思います。
スポットセンサスでは、まず職員が解説しながら1度調査を行い、その後に参加者の方にも調査を行っていただきました。
声は聞こえるけれど何なのかわからない、これとこれは違うということはわかるけれど・・など、少し難しかったという感想もありましたが、今までわからなかったが、違いがあることがわかったなどの感想もありました。感覚的につかめると覚えやすくなってくるので、これからどんどん覚えて行ってもらえたらと思います。
鳴き声は確かに難しいですが、わかるようになるとバードウォッチングがさらに楽しくなりますし、自分で調査ができるなど活動の幅も広がります。
次回は10月(日付未定)に鳴き声勉強会2を開催予定です。詳細は決まり次第イベント情報やホームページでお知らせします。
鳥の野外調査に興味がある方向けの講座です。
自分で野外調査をしてみたい、鳴き声の聞き分けを勉強したい方のご参加をお待ちしております。
レクチャールームで座学の後、探鳥路に出て聞き分けの実践と模擬調査を行います。
日時:令和3年4月25日(日曜日) 9時から11時
会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
定員:10名 (要申込・先着順)
対象:小学校高学年以上で、野外調査に興味があり、自分でやってみたい方。
すでに調査できるレベルの方と初心者は今回対象外です。
申込み:住所、氏名、電話番号、年齢を明記して電話、はがき、Fax、E-mailでお申し込みください。
持ち物:双眼鏡、筆記用具、バインダー(あれば)
※当日はマスクの着用をお願い致します。受付けで検温と体調の聞き取りを行いますのでご協力ください。
また、当日具合の悪い方は参加をご遠慮いただきますようお願い致します。
さえずるホオジロ