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3つとも、これで1枚の葉です(左からオニグルミ、タラノキ、コシアブラ)。
日時:令和5年6月4日(日曜日) 午後1時30分~3時
場所:愛鳥センター
天気:晴れ
参加者:9名
最初にレクチャールームで、鳥と樹木は関係が深いことや樹木の見分け方を学習しました。
樹木の見分け方のポイント
1 全体の姿(大きさ)
2 落葉樹・常緑樹
3 広葉樹・針葉樹
4 葉の付き方
5 単葉・複葉(複葉は、複数の小葉が集まって1枚の葉になっている)
6 その他(葉の細かな形や樹皮など)
分布図で樹木が生えている場所を説明しました。
その後に外に出て、レクチャールームで得た知識を元に、似た樹木の見分け方について観察しました。
1 クロマツ・アカマツ
樹皮の色だけでなく、葉の長さや固さの違いを手に取って確かめました。
2 コナラ・ミズナラ
樹皮の違いや、葉柄(葉と枝をつなぐ柄)の長さを比較しました。
3 ガマズミ・ミヤマガマズミ
葉の形や、葉の毛の有無を手で触って確かめました。
4 ウワミズザクラ・イヌザクラ
葉の形や、果実の下に付く葉の有無を比較しました。
5 モチノキ・ネズミモチ
どちらも特徴の少ない常緑の葉ですが、葉の付き方で違いを確かめました。
6 ヤマウルシ・ヌルデ・ツタウルシ
野外では危険な生物を覚えることも重要なので、かぶれる樹木を覚えました。
似た樹木の違いについて観察しました。
クロマツとアカマツの葉の固さについて、「こんなに違うんだ!」と驚いたり、
「クルミはどうしてこんな葉の落とし方をするのか不思議だったのですが、
これで1枚の葉なんですね」と日ごろの疑問が解けて、喜ぶ声が聞かれました。
また、「知らないことばかりで、おもしろかったです」、
「今回はじめてのイベントのようですが、今後も開催していただけたら
ありがたいです」などの意見がありました。