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小中学生の皆さんの描いた力作をご覧ください!
期間:令和6年9月21日(土曜日)~10月20日(日曜日)
場所:愛鳥センター2階ロビー
開館時間中自由に見学できます。
令和7年度愛鳥週間用ポスター原画を県内の愛鳥モデル校の小学校児童、県内の各中学校の生徒から募集し、その制作過程を通じて教育現場における野生鳥獣保護思想の高揚を図ると共に、作品の展示を通じて県民への普及啓発に努めることを目的に開催しました。
今年度は小学校から108点(9校)、中学校から113点(19校)合計221点の応募がありました。たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
主催:新潟県
後援:新潟県教育委員会、新潟県野鳥愛護会、日本野鳥の会新潟県
審査会期日:令和6年9月10日(火曜日)
会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
令和7年度愛鳥週間用ポスター原画募集新潟県大会の審査結果について【環境対策課ホームページ】
講評
鳥の特徴や生態が丁寧に描かれている。手前にいる鳥を大きく、遠くにいる鳥を小さく描いて、遠近感が出ている。羽ばたいてしぶきが上がっている様子など、様々な仕草をよく観察して描いている。1羽でもメスが描かれているともっと良かった。
講評
猛禽の迫力や強そうな様子がよく表現されている。翼を開いて動きがあって良い。するどい爪の特徴もよく描けている。目が少し弱いので、もっと顔に迫力があると更によかった。文字も丁寧に書かれていて良い。
講評
夜の景色の中に羽ばたいているフクロウの行動の様子がよく描けている。足の指が前2本後ろ2本で開いているところなど、特徴をよく捉えている。木の黒いところに白い文字が目立って良い。デザインや構成がポスターとして良くできている。
講評
巣穴を掘っているコゲラが後ろに木くずを飛ばしている様子がよく描けている。背中の模様が丁寧に描かれている。目もかわいらしい。
講評
鳥が貼り絵で描かれており、飛び上がった瞬間の様子をよく表現されている。水面の模様が、単純な水紋でなく、複雑な形でよく描けている。鳥がくわえているものがもっとはっきり描かれていると更に良かった。
講評
トキがたくさん飛んでいるが、トキの姿が全部同じ形でないのが良い。大空をめがけて飛んでいってほしいというトキに対する気持ちを感じる。背景に道遊の割戸が描かれていて、佐渡が表現されている。
講評
巣材の枝渡しの様子が描かれ、キジバトが営巣している様子がよくわかる。つがいの雰囲気が良く、表情も良い。地味な鳥だが、羽の模様など丁寧によく見て描かれている。背景の葉も立体的で描写力がある。優しさを感じる絵で、愛鳥週間ポスターにぴったり。
講評
赤い実がエナガを引き立たせている。ふっくらと膨らんで、寒さに向かう様子が表れている。目がかわいらしく、目の上の黄色いリングなど、よく観察されて描かれている。描いた人のエナガに対する愛を感じる。
講評
佐渡の田んぼと遠く里山を背景に描いて、トキの生息地を表している。繁殖羽の黒いトキ、非繁殖羽の白いトキ、若鳥の3つの姿を描いており、知識、表現力を高く評価する。
講評
1枚の中に北海道の生息環境とシマアオジのオスとメス、空に飛んでいる姿が正確にとらえて描かれていて素晴らしい。絶滅しそうなシマアオジが増えてほしいという願いを感じる。
講評
羽の模様の表現が独特でおもしろく、見るものを惹きつける。威嚇をしているポーズで特徴が強調され、インパクトがあり、ポスターとして訴える力がある。文字を全て下に配置して羽の模様を活かすと更に良かったかもしれない。
講評
背景に手を抜かず丁寧に描かれていて、鳥がはっきりと浮き立ってくるような絵。緑豊かな森からシジュウカラの声が聞こえてきそうな雰囲気。くちばしを開いてさえずっているともっと良かったと思う。
賞 | 小学校の部 | 中学校の部 |
---|---|---|
金賞 | 新潟市立浜浦小学校4年 村山 実香 | 上越市立直江津東中学校3年 藤井 詩桜 |
銀賞 | 阿賀野市立水原小学校5年 吉川 恒汰 | 五泉市立村松桜中学校3年 高岡 美羽 |
南魚沼市立上田小学校5年 阿部 央次朗 | 新潟市立大江山中学校3年 鈴木 葵 | |
銅賞 | 胎内市立中条小学校2年 佐藤 惺南 | 長岡市立大島中学校2年 中川 ひより |
南魚沼市立上田小学校5年 木村 紗綾 | 上越市立城西中学校3年 近藤 希美 | |
新潟市立浜浦小学校3年 田中 心彩 | 上越市立直江津東中学校3年 秋野 友希 | |
佳作 | 胎内市立中条小学校3年 坂上 あすか | 阿賀野市立水原中学校3年 𠮷倉 由梛 |
胎内市立中条小学校4年 佐藤 紘葉 | 五泉市立村松桜中学校3年 松田 紗奈 | |
胎内市立中条小学校4年 松葉 良仁 | 加茂市立若宮中学校2年 髙山 優羽 | |
胎内市立中条小学校6年 花野 銀士 | 上越市立城西中学校3年 熊木 心和 | |
胎内市立中条小学校6年 桐生 謙飛 | 上越市立城北中学校3年 竹田 弥意 | |
新発田市立藤塚小学校4年 石月 芽生 | 新潟市立黒崎中学校2年 髙野 優歩 | |
新潟市立大江山中学校1年 鈴木 春 |
全体の講評は以下のとおりでした。
小学校低学年の絵がしっかりとよく描けてきている。中学生は賞にしたい作品が多く、力作が多かった。
全体的にしっかりと観察して特徴を捉えていると感じた。好きな鳥に対する思いが伝わってくるような絵も多かった。
文字の入れ方や色、大きさなどに工夫が見られ、それぞれに苦労しながら一生懸命に描かれていると感じた。
なお、県大会の入選作品については、令和6年9月21日(土曜日)から10月20日(日曜日)まで、愛鳥センター2階ロビーにて展示します。また、令和7年度の愛鳥週間に合わせて春にも展示予定です。
入賞作品のうち、金賞・銀賞の作品は全国大会に応募し、そこで最優秀作品に選ばれると令和7年度愛鳥週間用ポスターとして印刷され、全国に配布されます。当センターとしても上位入賞を期待しています。